08.会社の強みが伝わらないホームページに足りないもの
はじめに
こんにちは。株式会社吉和の森八戸web制作集客の森和吉です。
前回のコラムでは、せっかくホームページに来てくれたお客様を逃さないための「問い合わせ導線」についてお話ししました。
今回は、SNSを運用していると必ずと言っていいほどぶつかる壁、「ネタ切れ」についてです。テーマは「SNS投稿のネタがないときに考えるべきこと」です。
「今日、何を投稿しよう…」と悩む本当の原因
「SNSの運用を任されたけれど、毎日発信するような特別なニュースなんてうちの会社にはない」
「だんだん投稿するネタが尽きてきて、スマホの画面とにらめっこしている」
こんなご相談をよくいただきます。
ネタが尽きてしまう一番の原因は、第10回のコラムでもお話しした「自社目線」になっていることです。「新商品のPRをしよう」「何かすごい実績をアピールしよう」と、“自社が言いたいこと”ばかりを探していると、すぐにネタは尽きてしまいます。
しかし、視点を「お客様が知りたいこと」に切り替えると、実は毎日の仕事の中にネタは無限に転がっているのです。
お客様が喜ぶSNS投稿ネタ・4つの切り口
「特別なこと」を投稿しようと構える必要はありません。ネタに困ったときは、ぜひ以下の4つの切り口から探してみてください。
1.お客様から「よく聞かれる質問」に答える
日々の電話対応や接客の中で、お客様からよく聞かれる質問はありませんか? 例えば「見積もりだけでも大丈夫ですか?」「どれくらいの日数がかかりますか?」といったものです。
他のお客様も同じ疑問や不安を抱えている可能性が高いので、その質問にSNSで丁寧に答えてあげるだけで、立派な「お役立ちコンテンツ」になります。
2.仕事の「裏側」やスタッフの「人柄」を見せる
お客様は、商品そのものと同じくらい「どんな人が作っているのか」「どんな雰囲気の会社なのか」に興味を持っています。
完成した商品だけでなく、それを作っている過程の奮闘ぶりや、「今日のランチは中華丼でした!」といったスタッフの何気ない日常の様子(スタッフブログのような内容)を発信してみましょう。こうした“人肌感”のある投稿は、お客様に親しみと安心感を与えます。
3.過去の「お悩み解決」の事例を紹介する
「こんなお悩みを持って来店されたお客様が、当社の〇〇というサービスでこう変わりました」という事例紹介(お客様の声)は、非常に強力なコンテンツです。人は「買い物で失敗したくない」と強く思うため、他のお客様が満足しているという事実(バンドワゴン効果といいます)が、何よりの宣伝になります。
4.専門家としての「豆知識」や「失敗しない選び方」
あなたの業界では当たり前の知識でも、一般のお客様にとっては「へぇ!知らなかった!」と驚くような情報がたくさんあります。「長持ちさせるためのお手入れのコツ」や「失敗しない業者の選び方」など、お客様にとって有益な情報を無料で提供し続ける(ギブ・ストーキング)ことで、「この会社は信頼できる」というファン化に繋がります。
「完璧な投稿」を目指さなくて大丈夫です
SNSは、毎回「映える写真」や「完璧な文章」を用意しなければいけないわけではありません。いつも真面目なお役立ち情報ばかりだと、発信する側も読む側も疲れてしまいます。
時には「オフィスの窓から見えたきれいな夕焼け」のような“箸休め”の投稿を挟むことも、長く継続するための秘訣です。
おわりに
「ネタがない」と焦ったときは、一度スマホを置いて、今日接客したお客様の顔や、日々の仕事の風景を思い浮かべてみてください。きっと、発信すべきヒントが見つかるはずです。
このコラムでは、WebやSNSが苦手な方にもわかりやすく、集客につながる考え方や実務のヒントをお伝えしていきます。青森・八戸をはじめ、地域で事業を続ける方にとって、少しでも前向きな一歩につながればうれしく思います。


