格差是正は待遇悪化に!?正社員だから安泰は過去になる!?
こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの土田です。
さて、「これからはお金の効率を上げないといけない時代だ」という言葉を聞いた事はありますか?
私もセミナーや相談時に使うのですが、これからの時代は「お金をより効率よく」する必要があります。
お金の場合「収入と支出」のバランスを考える必要があるというのはよく聞くことと思います。
そして、一般的に多くの日本人は「支出」をコントロール(節約)することでバランスを取ろうと考えます。
ですから、食費や保険を見直そうとか、住宅を買う予算はいくらくらいが妥当なのかなどを考えますね。
また、ふるさと納税などの「節税」もこれにあたります。
もちろん、それは正解ですが、これからの時代は、更に「収入」をコントロールする必要があると考えます。
なぜ「収入」もコントロールする必要があるかといえば、
今後も「支出」が増え「収入」が減る時代が続きそうだからです。
日経新聞にこんな記事が
「隠れ増税」限界に 賃上げ効果を圧縮
内容は、健康保険料・介護保険料が増加しており、経団連の報告ではH13年に比べて一人当たり年間58,690円負担が増えているとのことです。
またこの間の給与の伸びは月約16万円。せっかく給料が上がってもその4割近くは社会保険負担として圧縮されていたんですね。これではなかなか生活は楽になりません。
更に日経新聞にはこんな記事も
介護保険料年10万円超に 会社員平均6%増
という事で、「支出」の部は社会保険料や増税によってじわりじわりと増えていってますし、理由は人口減少や少子高齢化ですから今後も続くと考えられます。
また、「収入」もこれから外国人労働者が流入してくる事、公的年金が少なくなる可能性なども考えると楽観視などできません。
それでも「支出」のコントロールで頑張る!という方もいらっしゃるかもしれませんが、「収入」をアップする方法もプラスして、お金の効率化を更に上げることも検討してはいかがでしょうか?
でも、収入をコントロール!?もっと良い給料の会社に転職しろってこと!?と思った方もいらっしゃるかもしれませんね。
確かに収入をコントロールする方法として、もっと給料の良い会社への転職もあります。
しかし、それが難しくても方法はいくつかあるのです。
例えば、専業主婦やパートで働いている奥様が正社員として再就職することも大きな収入アップに繋がります。
※厚生年金加入者になるだけでも大きな年金増加です!
また、最近は副業を認める企業も増加傾向なので、ネットビジネスなどの副業をすることも収入アップの道です。
そして、資産運用もまた収入コントロールの王道です。
毎月3万円を仮に5%の運用利回りで運用できれば、3万円×12か月×30年=元本1080万円が約2,500万円近くまで増えます。
そして、老後資金として3,000万円の元本を生活のために毎月10万円取り崩しても3%で運用できれば46年もお金の寿命は続きます。(利回り0%なら25年で0円)
もちろん、元本保証で利回りも保証します!という商品では今の日本では不可能な事ですし、これを買えば確実にこうなる!なんて商品もありません。
しかし、過去の実績から多少割引いて考えても不可能な事ではないですし、私は資本主義経済が続き世界が成長するなら十分可能と思っています。そしてそういった知識が一定以上ある方ならこれに反対する方も今まで会ったことはないのも付け加えさせて頂きます。
※一般の方が疑うのは当然なので、そういった方で興味ある方はぜひお問合せ下さい(笑)
また、「収入」を上げる方法を考え実行すると、当然ながら生活に余裕が生まれます。(財布にも心にも)それに対し「支出」のコントロールはあまり気持ちの良いものではありませんね。
以前、住宅雑誌「JUU」にも寄稿しましたが、住宅予算も「収入」を上げることで上げられるんです。※そこでは資産運用の話しのみでしたが他の方法だって場合によっては考えられます。
お金の計画は所詮
トータル収入=トータル支出
で考えるだけのことです。
しかし、トータルの収入も支出も誰も分からないから難しい。
であるならば、まずは足元の「支出」をコントロールしつつ、将来の「収入」を上げる方法を考え実行していくしかないと思います。
そしてそこに「いつ、いくら」の計画も盛り込めば安心です。
皆さんも「家計収支の効率化」をして「安心な家計」を創ってみてはいかがでしょうか?
プロのサポートを受けながら効率化したい方は
こちらからどうぞ。
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今日もありがとうございました。