歴史を活用した“まちづくり”の難しさ
“まちづくり”や“まちづくり”と称して行われているのをみると、どこかで成功したと取り上げられているものであることが多いです。
最近だと“街コン”や“ナイトツアー”などがありました。
また“コスプレ”や“街フェス”イベントもよく見かけます。
そして、成功しているように見える事例もあれば、明らかに失敗ではないかと思われる事例もあります。
その違いはとこにあるのでしょうか。
一言でいえば、「必然性」なのです。
その必然性はどこからくるのかを考えてみると、その地域の“危機感”であり、それが地域で共有化できているかどうかなのです。
もちろん、危機感の内容は地域によって違います。
例えば中心市街地や商店街などが来客数を増やしたいというものもあれば、地域の人口そのものが少なくなってきているということもあるでしょう。また急激な高齢化が課題となってる例もあれば、雇用や産業創出、子育て環境など違っていて当然です。
地域の危機感を客観的に分析し、その危機感が地域で合意できているかどうかが“まちづくり”や“まちおこし”を考える最も重要なことなのです。
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