コラム
環境教育ワークショップとまちづくり
2013年12月22日 公開 / 2014年7月4日更新
名古屋市の千種公園でワークショップを行ってきました。
公園の選定枝を使って来年の干支である馬を作ります。
少々無骨な馬ですが、枝を必要以上に加工せず、組立にはくぎを使わないでダボを使うなど工夫をしています。
この企画は一般的に「環境教育ワークショップ」と言われる分野ですが、“まちづくりコンサルタント”を行って居る私の事務所がなぜこのような事をやっているのかという質問をよく受けます。
今の時代、新しいものを次々とつくるということはなくなってきています。
私どもとしては、いまある社会資本・・・いわゆる私たちのまちを構築する装置をいかに有効に活用していくことができるのか・・・を提案することが必要だと考えています。
そしてもう一つ重要なのは社会資本の管理や運営を全て行政に任せるのではなく、地域がいかに関わるかということがあります。
しかし、これまでは全てを行政に任せることに慣れてしまった社会となっているためどのように関わる事ができるのかという入口が分かりにくくなってしまいました。
そこで、きっかけをつくるツールとして環境教育ワークショップというプログラムを活かすことができないだろうか・・・ということで始めています。
今回のプログラムでは選定枝を活用すること、親子で一緒に造形物をつくるということ。公園の散策中に少し上を見上げてもらってその空間に気づいてもらう・・・こういったことのきっかけとなるようにプログラム設計を行っています。
......................................................................................................................................
◆株式会社リージョナルブレインズ/RegionalBrains,Inc.
代表取締役 谷口庄一(技術士/脚本家)
★公式サイト★
http://regionalbrains.co.jp/
★公式フェイスブックページ★
http://www.facebook.com/regionalbrains
★緑流生活公式サイト★
http://midori-ryu.org/
★シティリペアネットワーク愛知公式サイト★
http://cityrepairnet-aichi.org/
★アースデイ尾張木曽川実行委員会公式サイト★
http://earthday-ok.org/
★都市環境デザイン会議中部ブロック公式サイト★
http://midori-ryu.org/
...........................................................................................................
関連するコラム
- まちづくりワークショップを機能させるために必要なこと 2017-01-08
- 自分たちが食べているものを知るために 2013-05-28
- ワークショップについて考えてみます 2012-11-19
- 「ふわふわ」したまちづくり会議になってしまう原因とは 2017-02-08
コラムのテーマ一覧
カテゴリから記事を探す
谷口庄一プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。