まちづくりイベント企画のつくりかた その4
「まちづくりイベント」があちらこちらで開催されています。
さて、このイベントの成否というのはどこで判断するのでしょうか?
最も分かりやすいのは来場者数です。
この来場者数というのは悩ましくて、有料来場者や入場者数であればそれなりに客観的な数字として取り扱うことができます。
一方で、有料イベントというのは「招待券」というものも同時に存在します。
協賛しているスポンサーなどによって割り当てられる場合もあれば、
いろいろな事情で配布しなければならないこともあります。
こうなってくると、告知努力というよりは動員に近い数字になってしまう訳です。
もう一つは無料のイベントの場合です。
正確な来場者の数をつかむのは至難の業です。
最も簡単なのはパンフレットやフライヤーと呼ばれるチラシの配布数で図る場合や、駐車場などの自動車の駐車台数などで割り出すこともあります。
さて、来場者数をはじき出したとしてもこれで「まちづくイベント」が成功したと評価することができるのでしょうか。
商業的なイベントであれば来場者数は大きな意味をもつ数字の一つですが、「まちづくりイベント」の場合は来場者数だけで評価をすると大切なものを見落としてしまうことがあります。
この「大切なもの」を最初に議論することが「まちづくりイベント」を成功させ、意味のあるものにする第一歩なのです。
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