コラム
まちづくりイベント企画のつくりかた その4
2013年12月3日 公開 / 2016年12月14日更新
【まちづくりイベント開催日に意味を考えてみよう】
まちづくりイベントの開催日をいつにするのか・・・
とても重要な項目です。
開催日当日に近隣で大きなイベントなどがあると集客に影響を与えます。
また学校の運動会や地元の活動などが重なっていると運営を行うスタッフを集めることが難しくなります。
イベントの持つメッセージ性というのも大切です。
例えば「アースデイ」という全世界で開催されている市民イベントがあります。
一般的にアースデイは4月22日に全世界一斉に行う“地球を考える日”です。
ただ、厳密に4月22日に実施するとなると平日にあたったりします。
そこで、4月22日にもっとも近い土日に開催するアースデイがほとんどです。
しかし、アースデイというイベントが独り歩きすると、4月22日から離れてしまって別に月に開催すると言った判断がなされるときがあります。
地球を考える日は一年に一度ではなく、毎日考える日であっても構わないのですがアースデイのようなイベントは全世界に人たちと一つにつながるというメッセージが重要な意味を持ったイベントなのです。
したがって、アースデイを企画しようとする場合は4月22日の前後に開催しなければ開催意義が見えなくなってしまうということになります。
まちづくりイベントを何月何日にするのか・・・は、イベントのメッセージは何かを考えた上で近隣のイベント開催スケジュールなどを調整して決定することが望ましいと言えます。
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