キャリアは積み上げるモノという呪縛に囚われる辛さ
この間、夏風邪をひいたらしく、
やる気、元気、根気がぜんぜん湧いてこなくて、
ぼ~っとしてる時間がほとんど、と言う日を過ごしたんです。
でもね、一方で、
一瞬にしてすべてが止まるのは、ほんとうに怖いっていう気持ちもあるの。
忘れられたらどうするの? ← いやいや、そもそもそんなに多くの人は、わたしを知らないから大丈夫
ブログのランキング、下がったらどうやって回復させるの? ← いやいや、頑張ってても、上がらない日だってあるじゃん
なんて、心の中で葛藤しつつ、元気を回復させようとしたんです。
そんな中で、書いた記事です。
人生の中で、自分のキャリアについて 度正面 から
考える時期が2度あります。
1度目は、30代の前半。
今のままでいいのかなぁ~という漠然とした不安に襲われて、端を発します。
この時のキャリアデザインも、けっこう重要です。
目標がブレちゃうことが多いので、目標を定めて、現状との差異を知り、
ギャップの埋め方を考えるのですが、
どちらかと、言うと、スキル重視の開発でもOK何です。
2度目は、50代。
ミッドライフクライシスといって、自己評価が急に低くなるとか、
社会的な役割(親といういちばん重要な役割からの解放)の変化から、
何をしたらよいかわからず混乱するとか、
会社の中でも、役職定年などを得て、自分のこれまでのキャリア全体を
振返って、価値があったのかどうか、不安になったり、疑問をもったりする
という時期に発生するものです。
症状的には、
自己評価の低下
将来への不安
過去の選択への後悔
焦燥感や葛藤などの不安定さ
突発的な行動(離職、不倫、家出など)
を起こすことが多いようです。(多々個人差はあります)
不安って、ほんとうに「辛い」ですよね。
ありもしないことかもしれないけど、
現実になったらどうしよう・・・って思うことを不安と言いますが、
論理的に考えたら、あり得ないことかもしれないけど、
その妄想が引き出すネガティブな世界観は、半端ない力を持っており、
メンタルやられちゃいます。
1つ、わたしが光明を見出すのは、
今、役職経験者を外部から招聘して、幹部にするという企業が増えていること。
内部昇進が望ましいのに決まっていますが、
人を育てていない中小企業は、管理職になりたがらない若い世代を前に、
業務管理や人材育成ができないところが増えています。
自分の所属する組織では、役割がないかもしれませんが、
人材育成できますという実績の証明や、
業務管理の経験がありますという実績をもって、
転職することによって、
新しい役割を担うことができるのです。
もちろん、50代になっての転職は、
相当の負担を強いられるとは思いますし、
ことに、大企業から中小企業への転身は、
中小企業を知ってから動かないと
失敗することが多く、
すぐにまた、転職活動を余儀なくされる方を、大勢見てきましたので、
簡単ではありません。
でも、コツを知って、じんわり時間をかけて、
中小企業に溶け込みさえすれば、
ミッドライフクライシスに陥っている時間がないほど、
充実した人生が約束されます。
もし、今、迷うなら、
不安があるなら、
一度、ご相談してくださいね。
1人でうつうつ考えるのが、一番闇を深くする元です。
ちゃんと話を聴いてくれる人に、相談してくださいね。
特に男性は、
上下の人間関係形成力は高いのに、
横・水平展開力が-(マイナス)な人が多すぎます。
悩みは、話すことから解決の1歩を踏み出しましょうね。



