人間の厚みは維持できない？

2019年7月17日

コラムカテゴリ：ビジネス

人間の体は、一生のうちにいろいろ変化するなぁ・・と思う朝です。

体重の増減によっても、丸くなったり、細くなったりするように。

人間の厚みが増したり、薄くなったりするんだぁ・・・

ということを、改めて考えました。

知識とか、教養とか、

増えたら楽しい残高が増すと、

人間の厚みが出てきます。

そうすると、周りの信頼も得られるし、

尊敬も集まるし、

そうすると、自分の周りの人の質も変わってくる

のが現実です。

ところが、

その残高がずっと変化しないと、

特に人間関係が惰性で続くせいか、

より残高が動かなくなります。

そして、これはもっとも気づかなければならないことだと思うのですが、

ちゃんと学習を続けないと、

あるいは、

それをひけらかすようになると、

いわゆるマウンティングしちゃったりすると、

残高から引き出すように、

人間の厚みも減ってしまい、

尊敬や信頼、大事な人たちを失うことになるか、

気づけば、自分が成長するにふさわしい人が

見当たらなくなってしまうようです。

わたしが長年誤解していたなぁと思うのは、

人の厚みって、増すばかりで薄くなることがないと信じていたことです。

それぞれの成長段階で、

少なくとも、常に成長し続けようと思っていなければ、

衰退するんだということ。

今気づいて良かったと思う朝でした。

中小企業の事業承継の支援に成果が見え始めて、

老舗企業が続く理由の一つと同じだなぁと確信。

企業の存続は、人の成長なくしてなし得ない。

言い尽くされた言葉だけれど、

体現できる企業の少なさに。

少々、やるせない思いを手放して。

今日も一日、頑張りますね。