フィードバックとアドバイスを使い分ける!?
組織と仕組みづくりパートナー/中小企業診断士の蛯原健治です。
社長がいちいち言わなくても、社員が勝手に動いて利益が2倍になる組織作りのコツをお届けします。
昨日、ピーター・センゲの
セミナーを聞きに行ってきました。
私の組織づくりのベースとなる
考え方をつくってくれた人です。
このために東京まで来たんですから、
最前列に座って聞きました(笑)
めっちゃ興奮していました。
その中で、改めて、
ああ、そういうことなんだよな、
と思った話がありました。
対話は、
全員が同じ意見になるために
するものではない。
それぞれに見えている世界を
出し合う。
そのうえで、決める人が決める。
全部は分からないけれど、
その時点でよいと思う判断をして、
皆で動く。
やってみて、また考える。
私は、そんなふうに受け取りました。
そういえば、以前、
ある経営者に言われたことがあります。
「蛯原さんは対話しろと言うけれど、
対話では何も決まらないですよね」
まあ、そうですよね。
話しているだけでは決まりません。
でも、私が対話してほしいと言うのは、
皆で同じ答えを出してほしい、
ということではないんです。
社長には社長の、
営業には営業の、
現場には現場の、
見えているものがある。
社長が「もっと売れる」と思っていても、
現場では、
「もう、これ以上は無理です」
と思っているかもしれない。
それを知らずに決めるのと、
知ったうえで決めるのとでは、
判断も、その後の動き方も変わります。
で、もう一人、
別の経営者のことも思い出しました。
その方は、
経営チーム皆で決めるということは、
全員が合意することだと
思っていました。
だから、意見が分かれると、
決められない。
皆の話を聞いたうえで、
最後は社長が決めていいんですよ、
と話すと、
「私が決めていいんですね」
と言われました。
一人は、
対話しても決まらないと言う。
もう一人は、
皆で話したら、自分で決めてはいけない
と思っている。
ああ、そうか。
対話することと、決めることが、
ごちゃっとなっているのかもしれません。
対話か、トップダウンか。
すぐ、どちらかの話になるけれど、
両方必要なんですよね。
皆の話を聞く。
自分には見えていなかったことを知る。
そのうえで、責任者が決める。
聞いた意見を、
全部採用することはできません。
でも、自分の意見が採用されなかったら、
話した意味がない、
ということでもない。
「私は違う考えだけれど、
なぜ、そちらに進むのかは分かった。
では、やってみよう」
違う意見のままでも、
一緒に動くことはできます。
そして、やってみたら、
思っていたのと違うことも起こる。
ほら、私が言ったとおりでしょう、
と言いたくなることもあるでしょうね(笑)
でも、そこで、
誰の意見が正しかったかだけを
話していても、先には進めません。
何が起きたのか。
何が見えていなかったのか。
では、次はどうするか。
また、皆で考える。
分からない中で決めて、動く。
その結果から、皆で学ぶ。
対話は、そのためにあるんだよな。
最前列で興奮しながら、
自分が支援している会社のことを
いろいろ思い浮かべていました。
東京まで来てよかったです(笑)
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