社長が“足しすぎている”という盲点

蛯原健治

蛯原健治

テーマ:組織づくり チームビルディング 事業承継

組織と仕組みづくりパートナー/中小企業診断士の蛯原健治です。
社長がいちいち言わなくても、社員が勝手に動いて利益が2倍になる組織作りのコツをお届けします。



先日、
鬼丸昌也 さんの話を聞く機会がありました。


鬼丸さんが代表を務める
テラ・ルネッサンス は、

アフリカなどで

  • 元子ども兵の社会復帰
  • 地雷被害者の支援


などに取り組んでいる団体です。


また、
リターニーズ という元子ども兵の社会復帰
すなわち、鬼丸さんたちの活動の映画の話にも触れ、
「人が立ち直るとはどういうことか」を考えさせられました。



さて、今日は現場の話に戻します。


経営者の方と話していると、よく出てくるのが

「社員が自分で動かない」
「結局、自分が言わないと進まない」

という悩みです。



このとき、多くの経営者はこう動きます。

  • 指示を増やす
  • ルールを増やす
  • 会議を増やす


“足していく”

これは間違いではありません。


ただ、ある段階を超えると
逆効果になることがあります。



現場でよく見るのは、

  • 社長が説明しすぎている
  • 正解を先に言ってしまっている
  • 最後にまとめてしまっている




その結果、
社員はどうなるか。

  • 考えなくなる
  • 待つようになる
  • 指示がないと動かなくなる




ここで一つ、視点を変えます。

社員が動かない理由は

能力ではなく

“余計に与えられていること”かもしれない




つまり、

社長が足しすぎている



では、どうするか。

ここで大きく変える必要はありません。

まずは一つだけ。



足さない




例えば会議で、

  • すぐに結論を言わない
  • すぐに正解を出さない
  • すぐにまとめない




最初は、少し不安になります。

沈黙も増えます。



でも、その沈黙の中で

  • 社員が考え始める
  • 社員同士で話し始める
  • 自分たちで決め始める





ここから、

“勝手に動く”が生まれます




私自身も、

つい良かれと思って

  • 口を出す
  • まとめる
  • 正解を示す



ということをやってしまいます。



でも、それをやるほど
場が止まることもある。



だから最近はシンプルです。

足さない




もし今、

「社員が動かない」と感じているなら

次の会議で一つだけ試してください。



何か言いたくなったとき、少しだけ待つ



そのとき、
何が起きるかを見てみてください。



組織は、

指示で動く段階から、

余計なものがなくなることで動く段階へ

移っていきます。



今日はそんな話でした。



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蛯原健治(コンサルタント)

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チームビルディングコンサルティングにより、リアルな経営課題の解決、次世代の経営チームづくり、従業員の成長を三位一体でサポートし、持続可能な企業経営に結び付ける。

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