フィードバックとアドバイスを使い分ける!?
組織と仕組みづくりパートナー/中小企業診断士の蛯原健治です。
社長がいちいち言わなくても、
社員が勝手に動いて利益が2倍になる組織作りのコツをお届けします。
製造業の支援先で、経験学習サイクルの話をしました。
経験学習サイクルとは、
経験→内省(振り返り)→
抽象的概念化(教訓を引き出す)→実践
のサイクルを回すことで、人は成長するというものです。
振り返りをしてもらうと、
できなかった事ばかりを皆さんは話しをします。
なぜなのでしょうか?
我々は、子供のころから学校で、
何か経験をした後に、反省をする。
できなかったことを引き出す訓練を受けてきました。
だから、大人になっても無意識で
できなかったところに焦点をあてて経験を話します。
また、製造業の品質管理は、
問題を抽出し、解決していく
というのがセオリーなので、
どこが問題なのかを絶えず探すことに慣れています。
この2つの事が原因で
支援先では、振り返りをすると
できなかった事に焦点を当てて
話すのではないでしょうか?
もちろん、上手くいかなかった事を改善することは必要です。
しかし、できたことを再現することも大事だと思います。
なぜなら、成功し続けるにも
自分の成功パターンを意識して行う必要があるからです。
再現性を上げていくことが、
継続的な成果を出し続ける方法だからです。
再現性を高めるためには、
経験し上手くいったことを言語化する必要があります。
なぜ、上手くいったのかを振り返ることが重要です。
今年上手くいったことはなにですか?
なぜ、上手くいったのでしょうか?
少し振り返ってみてはいかがでしょうか?
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