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入澤和志郎

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入澤和志郎(いりさわわしろう) / 葬儀

有限会社 風車

コラム

突然の寒波! 極寒の船の雪下ろし!

2016年1月29日 公開 / 2021年2月26日更新

テーマ:海洋散骨

コラムカテゴリ:冠婚葬祭

雪の降らない静かな新年を迎えましたが、それも束の間、今までたまっていた寒気が一気に噴き出したように、庄内地方は一晩のうちに一面銀世界となりました。
天気予報を見ますと日本列島全て雪マーク!沖縄で雪やみぞれが降ったり、九州や四国地方でも観測史上初などの言葉とともに大雪のニュースが流れ、各地で陸も空も交通機能が麻痺、雪による事故や災害のニュースも合わせて報道されておりました。
今日現在でも大雪の影響による断水などの報道がされております、ご不便な生活されている方々には、一刻も早く復旧されることを願うばかりです。

「今年は暖冬のはず・・・」と、思いながら、酒田マリーナに係留してます海洋散骨で使用する船の雪下ろし。今月だけで既に5回も出動、一人で作業するには30~40分ほど掛かります。
例年ですと多くても2~3回程度でしたが今年は雪マークが続き、一日の降雪量が何故か「どか雪」と困ったものです。休む間もなく連日のマリーナ通いとなりました。
面倒ではありますが船に積もった雪をそのままにしておくと、日中溶けた雪が船のいたる所を湿らせ、夜にはその水が凍りつき、その上にまた新雪が積もり重さがグンと増します。そこへ強烈な北西の風を受けますと、もう最悪です。
また強風の影響で係船ロープの解れや切れなどにより、マリーナを無人の船が暴れさまようなど、とんでもないマリーナ事故となり、仲間の船にも大変なご迷惑を掛ける事となってしまいます。
このようなトラブルに合わないため、また船に乗船されるお客様のためにも、シーズンオフの間も手入れやメンテナンスを怠らず、来たるべき春の海洋散骨に向けて準備する必要があります。まずは船に積もった雪降ろしから、これも船長としての責任です。

今年の海洋散骨業務については、既に何件かの問い合わせを頂いております。
海洋散骨についてご検討されている方はこちらをご参考下さい・・・海洋散骨



春先の遺品整理のお問い合わせ

先日、鶴岡市出身の方から遺品整理と実家解体作業についてお問い合わせがありました。詳しく聞いてみますと敷地60坪ほどに建坪40坪程の上屋。親を亡くしてからは数年間空き家だったらしく築45年ほどとの事。テレビや新聞等で連日のように報道される空き家問題も相成って、相談者も真剣に悩み、多方面に相談しネットや電話で問い合わせをしてるとの事。
このような相談者にいつも申上げますが、「契約しようとしている会社の実態、特にその会社の社員の作業なのか?「「丸投げの会社(下請け会社)の作業なのか?」
契約前に一度確認してみて下さい。その会社の実績や作業経歴、社歴など。
相談者のほとんどが新聞やチラシ、インターネットHPの立派さ、派手さ、低価格のみで決断。それら全てが悪い、問題のある業者とは申しませんが、現場の近隣環境、交通状況、特に作業車の駐車スペース、季節間作業、各役所等の条例などなど、現場によっては制約がたくさん有ります。
追加料金一切無し等と記載され安心して発注。でもその前に契約書の細かな文面にも目を細め良くお読み下さい。
見積書に記載の無い物品や作業、見積り時目視で確認出来なかった新たな発見物などは追加請求できる等・・・、もしくは現場に置き去り状態、意外とよく聞かれる話です。



笑い話ですが、遺品整理をお願いしようと最初に地元の便利屋さんに見積り依頼、その翌月にネットで探した別の遺品整理会社に問い合わせ、その時の電話での受け答えがとても感じ良かったので、見積り依頼をしたそうですが実際に見積り作業の詳細について指定された番号へ電話したところ、先月、見積りして頂いた地元の便利屋さんだったそうで、そのシステムに不安を感じたという話を聞きました。依頼者にとっては笑えない笑い話となりました。

新規発売の認知症保険

平成25年の調査では、全国に450万人超の認知症と認定された患者数値があります。平成37年の予測数値、9年先では650万人近い認知症患者とその予備軍との予測も。実に65歳以上の高齢者の4人に1人の認定患者数が出ております。唖然としますがこれが現実のようです。

近年、実際に起きた悲しいニュースで、記憶に新しいかと思いますが、一人で外出して徘徊する夫に対する妻らの監督が不十分と判決が下された事案。
家族が目を離したわずかな時間に自宅を出て電車にはねられ死亡するという痛ましい事故。その鉄道事故に対して、鉄道会社は業務妨害があった、損害を被ったとその妻らに高額損害賠償請求した事案です。
裁判所は介護する家族の過失による処がありと判断し、高額な損害賠償支払いを命じた判決でした。こういった同じような境遇にある介護家族にとっては驚きの判決と反響も大きかったと記憶しております。

今後増えるであろう、このような認知症患者による事件事故を予見して、認知症保険が出来たものと予想します。ネーミングにはいささか抵抗がありますが、これから超高齢寿命化に突入していく日本の、今まさに救いの保険ではという意見もあり、万が一上記のような事故が発生した場合に、その負うであろう賠償金を保証、担保する保険であり、近々発売されるようです。



さらには「孤独死保険」なる保険もあり、既に発売されているとのこと。
特にこの保険は貸し屋(オーナー保険)であり事故があった場合の風評被害やそれにより売り上げの落ち(事件後空き室になる)、建物時価下落保証、現場の現状復帰に費やす費用などが主な内容のようです。いずれにしましても、高齢者の独り暮らしでこれらと関係なく部屋に住んで亡くなった遺族や保証人には賠償請求は必ず来ます。

内閣府の一人住まいの意識調査でこの様な数値が発表されております。
2015年の調査で高齢者の一人住まい600万人超、2020年頃は700万人を超すのではと言われております。

現在65歳以上の高齢者一人住まいの4割強の方が自分は先々孤独死するのでは・・
孤独死・・時々頭をよぎる時が有る。

こんな数値も
○一人暮らしの中で毎日他人と会話する方・・・・約38%
○他人との会話一ヶ月で1~2回程度と答えた方・・・・・約63%

会話の少ない方ほど孤独死を身近に感じてるようです。

年の初めからこの様なコラムで、お読み頂いている皆様には大変申し訳御座いませんが、他人事と思わず身近な問題と感じて頂き、今一度自身の周りに目を向けて、思いやりを差し伸べ、活発に声掛け、そして積極的にお節介を。
今まで以上のご近所会話、隣近所仲良くと心がけてみようではありませんか!





       

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