コロナ禍!2回目のオンライン音楽レクリエーションの実施。
音楽健康指導士の馬場田です。いつも閲覧いただきありがとうございます。
だんだんと寒くなってきました。口の筋肉も鍛えて、健康を維持していきましょう
今日は以前ご紹介したコラムからです。沢山の方の健康維持に役立ていただけるよう、口腔機能編ということで、口の役割のひとつ「噛む」についてお話します。
噛むことを咀嚼(そしゃく)といいます。
介護予防に口がどう関係あるのだろうか?と私自身も介護の仕事を始めた当初はそう思っていました。
口の役割と介護予防の関係性
口の役割には、食べる・噛む・飲み込むなど私たちの生活の中で重要な役割があり、
以前のコラムでお話しした、「嚥下機能」が食べ物を飲み込む機能にあたります。
歯のお手入れなどを放置することで歯の本数が減り、食事の摂取量の減少にもつながります。食事の摂取量が減少すると栄養状態も悪くなり、口を動かす筋肉も衰えていきます。
では、口の筋肉が衰えるとどうなるのでしょうか?
口の筋肉が衰えると噛む力も衰え、唾液の分泌量も減少し口の中を清潔に保てなくなります。清潔に保てなくなることで、様々な疾患の原因となります。
このように、口腔内も綺麗に保つことで元気な体を作ることができるのです。
※専門家監修のもと一般社団法人日本音楽健康協会様の音楽健康指導士養成講座にて実際に指導されているものです。
【口腔ケア】
口腔内を綺麗に保つことを介護では「口腔ケア」といいます。
口腔ケアをしっかりすることも大切ですが、うたを歌うこと・意識して口の筋肉を動かすことは口周りの筋肉の予防・改善を目的としています。
⓵特におすすめなのが、「ぱ」「た」「か」「ら」という食事の前の口腔体操です。
「ぱ・ぱ・ぱ・ぱ・ぱ・ぱ」「た・た・た・た・た・た」「か・か・か・か・か・か」「ら・ら・ら・ら・ら・ら」と声に出してみてください。口の形は大きくはっきりと無理をせずに、やってみましょう!実際に当施設でも、ご利用者様が食事の前に必ず行っている体操です
噛む力や、飲み込む機能の維持向上に役立ちますよ!
私は、DJの経験を活かし音楽を取り入れた「次世代型介護予防体操」も行っています。
従来のパタカラ体操にレゲエサウンドをMIXし、まったく新しいパタカラ体操に仕上がっています。新しくなったパタカラ体操で高齢者の方だけではなく、職員の皆様や幅広い世代の方に、新鮮に楽しく挑戦していただければ本望です。
介護予防体操って、楽しいんだなと少しでも感じていただけたら嬉しく思います。
体操を継続するうえで「楽しい」や「新鮮さ」はとても大事な要素です。継続して健康な身体を維持していきましょう。
パタカラレゲエ体操は下記のYouTubeや、おすすめコラムよりご覧いただけますのでぜひチャレンジしてみて下さい。体操を行う際は、周囲との間隔を保ちながら行ってみてください!