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コラム

ウィズコロナ時代の住まいを考える

2021年7月7日

テーマ:家づくり

コラムカテゴリ:住宅・建物

世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス。
現在、日本でもワクチンの接種が進んできましたが、まだ、しばらくは新しい生活様式に配慮しつつ感染に気を付ける「ウィズコロナの時代」を生きていくことになりそうです。

24時間計画換気は ウィズコロナの基本性能

新型コロナウイルス感染症の流行で、私たちの暮らしは以前の生活とは違う、新しい生活様式へと変化しました。学校の休校やリモートワーク、外出自粛によって、家族と家で過ごす「おうち時間」が増えた人も多いのではないでしょうか。
外出時には必ずマスクを着用することや、こまめな手洗いやうがいなどが定着しているように、これからの家づくりにおいても、感染症防止やリモートワークなどの新しい働き方に対応した住まいが求められているようです。

住まいの感染症対策において、「ウイルスを家に持ち込ませない」ことが最重要課題です。
その対策として、帰宅後すぐに手洗いとうがいができる環境を整えること、すなわち、玄関のすぐそばに手洗い洗面を作る、もしくは、玄関からリビングなどを通らずに洗面所やバスルームにアクセスしやすいよう間取りをレイアウトすることで、ウイルスを家に持ち込む確率を下げることができます。

また、玄関クロークを設置して、外で着ていたコートやカバンを置けるようにすれば、さらに安心です。ウイルス対策と同様、花粉症対策にもなるでしょう。
宅配サービスを利用する機会が多い人は、宅配ボックスを設置すれば、不要な接触を避けることができるでしょう。

密閉された空間では、咳やクシャミをすると飛沫が空気中に漂い、感染リスクを高めます。そのため、室内のこまめな換気は大変重要です。高気密住宅の「FPの家」が採用する、空気を常にクリーンに保つ24時間計画換気は、「ウィズコロナ時代」に求められる住まいの基本機能と言っても良いのではないでしょうか。

「FPの家」で 働きやすい家づくり

新型コロナの拡大によって在宅勤務が推奨されるようになり、多くの企業で急速に浸透してきました。

しかし、コロナ禍以前の日本の家は、平日も家族が家にいることを前提には作られていないため、自宅で仕事に集中するには困難な作りとなっています。自宅でも仕事がしやすいワークスペースが求められているのも、この「ウィズコロナ時代」の住まいの特徴といえます。リモート会議が多い人は家族の話し声などが気にならない個室が必要ですし、子どもを見ながら仕事をする必要がある人にはリビングやダイニングの作業スペースが必要です。それぞれのライフスタイルにあった住まいが快適な住空間を作り出します。

「FPの家」は、自由設計ができる注文住宅のため、暮らす人にあったさまざまな家づくりが可能です。「ウィズコロナ時代」の家づくりを「FPの家」で一緒に考えて見ませんか。

この記事を書いたプロ

山下輝雄

無添加住宅・健康素材の家づくりのプロ

山下輝雄(株式会社山下ホーム)

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