12月のご報告
個性あふれる住まいに憧れるけど、どうやって実現するのだろう?と悩んでいる方もいらっしゃるのでは。
家づくりの機会を最大限に活かすのは、「メリハリ」のある考え方です。
設備や素材選びにメリハリを、テーマを据えて家づくりを面白く
住宅を紹介する記事や番組などに次々に登場する、間取りや収納、素材や設備にこだわった素敵な家々。
でも自分が建てるなら、どのように頼めば良いのだろう?とお悩みの方もいらっしゃるかもしれません。
例えば、家族の団らんや景色の満喫など、住宅設計ではひとつのテーマを中心に据えることがあります。
するとプランや予算の優先順位が明確になり、我が家ならではの個性も見えてくるもの。
「一点豪華主義」も結構。「メリハリ」をキーワードにすれば、家づくりをもっと面白くすることができます。
家の個性をつくる代表的な選択肢に、キッチンや浴室、家具などをオーダーメイドで設計施工する「造作」があります。
例えばキッチンなら収納や動線を細かく作り込んだり、ダイニングとの一体感を演出したりと、きめ細かい配慮も思いのまま。
インテリアに馴染む素材や色を選んだり、設備機器のブランドや性能にこだわるのも良いですね。
間取りはどこを重視する?バランスとの両立を見極めよう
家全体のプランにおいても優先順位を決めましょう。
リビングを広く天井を高く取り、他の部屋を抑えることで家族の対話を促したり空間の変化も生まれます。
自宅での仕事や趣味がある方なら、家の中心に充実したワークスペースや書庫などを置くといったアイデアも面白いですね。
ただし、あまりに他の空間にしわ寄せを与えるのは禁物。
ユーティリティの広さや収納スペースの確保など、家全体でのバランス感覚も大切な視点です。
室内環境や安全性など、妥協してはいけない点もあります。
一般に間仕切りを減らすほどコストダウンになりますが、寒くなってしまっては困りもの。
「FPの家」は家全体が魔法瓶のように暖かさを保つため、壁やドアの少ない自由な間取りにも向いています。
新しく建てる家のテーマは考えるだけでなく、家族全員で意志統一を図り、その上で工務店と共有しましょう。
家の見た目やテイストよりも、まずは家でどう過ごし、何を実現したいかを掘り下げること。
自分たちが何を望んでいるかがしっかりと伝われば、専門的な視点から思いがけないアイデアが引き出せることもあるのです。
◆ホームページはこちら 山下ホーム