髭剃りに潜む落とし穴
ニキビにせよ怪我にせよそれが肌へのダメージが大きすぎると傷跡として残りますが、ほどほどのダメージは創傷治癒の働きを促進させるので肌にとってはむしろプラスに働きます。
このメカニズムを応用した治療は古くからありますが、脚光を浴びたのはフラクセルレーザーの登場からでしょうか。
現在までに多種多様な治療機器が登場しましたがダーマローラーやダーマペンなどもこの範疇に属する治療だと理解して構いません。
ここで1番重要なのはこれらの治療機器は「きっかけ」を与えているにすぎないということを理解することです。
そのきっかけをどれだけ有効に活用できるか?が鍵を握っていることになります。
そのためには肌の状態をできるだけ整えておく=活力を上げておくことが必要不可欠だと思います。
つまり肌を「打てば響く」状態にしておくのです。
代表的なのは普段からトレチノインを塗ってケアしておくということですが、それ以外でも構わないのでとにかくクリニックへ行っていない時間を有効に使うことが極めて重要だと思っています。