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手術後の傷跡の経過について

木村哲治

木村哲治

テーマ:美容外科

個人差が結構大きいので大まかな一般論としてお話ししますね。

もの凄く簡単にいうと「3の倍数」というふうに覚えておいてください。

この場合、手術した日から数えるのではなくて、抜糸も済んで傷がひとまず落ち着いた頃から数えるので大体手術後3週頃がスタート地点になるでしょうか。

ここから順に以下のような感じで経過していきます。
①3ヶ月が過ぎる頃まで
傷跡の赤みが最も目立つ時期です。傷跡(傷の中)は硬くなる時期でもあるので場所によってはいびつに感じることもあります。

②6ヶ月が過ぎる頃まで
症状のピークは過ぎたので①は徐々に改善してきます。

③9ヶ月が過ぎる頃まで
さらに改善が進みますが色素沈着がある場合はもう少し時間がかかります。

④12ヶ月頃〜それ以降
ほとんどの人は既にゴールを迎えていますが、まだ残っていたとしても症状の改善度合いは小さくなりますが時間が経つほど改善します。

いかがでしょうか。こうして見ると意外に時間が必要なのがお分かりいただけると思います。
でもこれが平均なので安心してください。

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木村哲治
専門家

木村哲治(外科医)

カメイクリニック富山院

患者さんご自身の血小板と線維芽細胞成長因子を用いたPRPF治療は適応範囲も広く且つ自然な仕上がりとなるため積極的に行なっています。https://www.prpf.jp

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