ダーマペン4のさじ加減について

既にご存知のようにダーマペン4は針の長さ（針の深達度）が調整ができます。

一般的ないわゆる美顔治療の場合はさほど針を長く設定する必要はありませんが、ニキビ跡や毛穴の開きなどの治療目的の場合は確実に真皮層に針を到達させたいので、その分針は長めに設定します。

ここでよく陥りやすい誤解があります。それは「針は長い方が効果も高い」ということです。

単純に「大（長）は小（短）を兼ねる」だけなら長い針だけあれば事足りるわけで、何も細かく調整する必要なんてありません。そんな簡単な話ではないのです。

針が同じ長さでも肌に押し当てる力が変われば針先が到達する深さにも微妙な差が生じます。それ以外にも肌表面を滑らせる速度や往復する数など微調整すべき点がいくつもあります。

これらを患者さんの状態を診ながらその都度判断しながら施術することが必要かつ大事だと思います。だから当院では医師が行っているのです。