髭剃りに潜む落とし穴
ニキビ跡や怪我の跡などその種類は問わず、これらはそれだけ肌へのダメージが大きかった証です。肌質には個人差があるのでダメージの大小の定義も人によって違います。なので、「Aさんにとっては大きなダメージもBさんにとってはそれほどでもなかった」ということはよくある話なわけです。
このように肌へのダメージが大きすぎると跡になりますが、ほどほどのダメージはむしろ創傷治癒の働きを促進させます。このメカニズムを応用した治療は古くからありますが脚光を浴びたのはフラクセルレーザーの登場からでしょうか。超音波フラクセルやダーマローラー、今流行のダーマペン4などもこの範疇に属すると理解して構いません。
当院ではこれらの機器が揃っているので状況に応じて使い分けているのですが、あくまで個人的印象では今のところダーマペン4がなかなかよい感じがしています。誤解しないでいただきたいのは「他のはパッとしない」という話では決してありませんからね。
ダーマペン4は施術者(私ですけど)にとって「さじ加減」の幅が広いことが長所のひとつだと思うので、この点が影響しているのかもしれません。