コラム
dog ear(ドッグイア)というものを知る
2021年1月6日
2020年12月3日付のコラムhttps://mbp-japan.com/toyama/kamei-clinic/column/5071743/ でも書きましたが、ある部分を切除して縫合する場合に生じたよじれ・膨らみのことを形成外科的にはdog ear(ドッグイア)と呼びます。手の甲をつまんでみてください。ね、dog earできたでしょ?
このdog earがわずかならばそのまま残しておいても時間の経過とともに目立たなくなることもありますが、ある程度以上だとそうもいかないので、通常はそこも切除することで調整します。
dog earは特に形成外科医にとっては常識なのですが、あまり表立って語られることがないように思います。しかし既にお分かりのように、ある程度の切除を必要とする手術ならば、傷は自分が思っているよりも長くなるかもしれないと覚えておかれるとよいでしょう。ただし、手術する場所によっても違いはありますけどね。
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