コラム
「メスを使わない」を正しく理解する
2020年12月10日
もはや定番フレーズとなった「メスを使わない○○」。
このフレーズからどんなイメージが思い浮かぶでしょう?
手軽・簡単・目立たない・副作用が少ない・etc、という感じでしょうか。
この裏には、メスを使う=切る=大がかり・目立つ・副作用も大きい・etc、というイメージが既にインプットされているからだと思います。
確かに場合によりそうした面もあるのは事実だと思いますが、これだけ多種多様な治療の選択肢が存在する現代においては、単純な図式だけで解釈しない方がよいと思います。
「メスを使わない」というのは文字通り「メスは使いません」というのだけのことであって、それ以上でも以下でもありません。ちなみに私は埋没法の時もメスは使いますよ。といっても切るというよりは穴を開けるだけですが。でもメスを使っていることに変わりはありません。
話は違いますが漢方薬も似たようなイメージを持ちやすいと思いませんか?なんとなく、漢方薬=身体に優しい・ゆっくり効果が出てくる・副作用がない・etc、という感じありませんか?でも実際にはすぐ効果が出る場合だってありますし副作用だってありますからね。
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