結局、サプリメントは効くのか？

正直わかりません。

身も蓋もない答えですみません。

サプリとはsupplementation「補給・補充」を意味するものですから、本来は不足していることが前提なはずです。満タンなのにまだガソリンを足す人はいませんよね。それを無理に足したらどうなるかは言わずもがなです。

今、自分には何が不足していているのかをまず調べたうえで該当するものを補給する。その後経過を見て再度調べて充分に足りていることが確認できたら個別の症状について検証する。

有効か否かをはっきりさせるなら本来は最低限こうする必要があると思います。でも一般的にはそこまではやりませんよね。だってめんどくさいですもの。

なので、ほとんどの人は自分で判断して購入して飲んでいます。かく言う私もそうです。例えば今身体の調子がよいとして、それがサプリを飲んで来たからなのか、別に飲まなくても結果は同じだったのかはじつは誰にも分かりません。結局、結果論としてしか語れないわけです。

特定の成分が不足している人は別として、アンチエイジングを代表とした予防医学的にサプリを飲もうという人は、サプリとはそういうものだと理解しておかなければいけないと思います。

サプリと病院で処方される薬とを同じ土俵で語ることが不適切なこともお分かりいただけると思います。どちらが優劣というのではありません。そもそもが違うもの、というだけのことです。