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ハイドロキノンについて

木村哲治

木村哲治

テーマ:美容皮膚科

これまでレチノールについては何回かお話ししてきましたが、ハイドロキノンに関してはあまりお話ししたことがなかったと思いますので。例によって簡単ですが。

自院製のハイドロキノンを顔に使用する場合私は4〜5%濃度のものをよく選択します。顔以外の場所にはこれ以上の濃さのものを使用する場合もありますが、顔に使用するのであればこのくらいの濃さで充分だと思います。人によってはこれ以上の濃度のものを使う場合もありますが、濃くなるほど刺激症状が出やすかったり使い勝手がややよくない印象があります。

覚えておきたいのが、ハイドロキノンは肌に合わないことがたまにあるということです。経験上その多くは塗りすぎによるのですが、純粋に肌に合わない場合もあります。初めて使う人に限らず、これまで使ってきた人でも途中から合わなくなることもあります。なので、心当たりのある場合は一旦使うのを休んで医師に相談してください。

刺激症状というと一般的にはレチノールの方が有名ですが、レチノールのそれは塗り始めて2〜3日目以降に現れてくるのに対してハイドロキノンの場合は塗ってすぐか翌日には症状が出ることが多いように思います。

とはいえ別に怖い塗り薬ではないので、正しく使ってきれいを目指しましょう。

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木村哲治
専門家

木村哲治(外科医)

カメイクリニック富山院

患者さんご自身の血小板と線維芽細胞成長因子を用いたPRPF治療は適応範囲も広く且つ自然な仕上がりとなるため積極的に行なっています。https://www.prpf.jp

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