日焼け止めのお話
以前から述べていることですが、たるみの治療(PRPFは除く)に関する誤解が多いように感じます。その中でも特に引っ張る系というかリフトアップを謳う系というか、そういう類いに関してのものが多い印象があります。この問題には顔面の解剖学的構造が深く関係しているので、それを実際に見たことがない人にとって詳細な部分がピンと来ないのは当たり前です。専門的な話ってジャンルを問わずそうですからね。
そこで、自分の経験からのあくまで個人的な考えをザックリとですがあらためてお話ししたいと思います。
と、その前に「時間の経過とともに治療効果は必ず減弱していくもの」という大原則があることを受け入れてください。
さてその上で、要は車の点検みたいなものと解釈していただくと分かりやすいかなと思います。定期点検のように比較的サクッと終わるようなものは数ヶ月ごとに行ないますよね?じっくりと点検する車検は新車だと3年後ですか。それも年数が経てば間隔は狭くなります。
その車を乗っている期間が極端に短い場合を除いて、どんなに細かく点検したとしても1回だけ受ければあとはもう必要がないという車検は存在しません。
それと同じで、たるみ治療も手軽であるほど繰り返す必要がありますし大掛かりな治療でも1回のみとはいきません。
ここを知っていただかないと治療に対する期待値が非常〜〜に大きくなってしまうものです。「期待しちゃダメよ」というのではなくてギャップが大きくなり過ぎるということです。
ただ車の点検と違うのは、定期的とはいえどれもが絶対に必ず受けなければいけないものではないという点です。治療のタイミングは医学的に安全であればいつでもよいということです。