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二重まぶたの幅を広げればすべて解決するのか?

木村哲治

木村哲治

テーマ:美容外科

例えば、かぶさる分のたるみが多いほど幅は狭く見えます。

例えば、かぶさる分の厚みがあるほど幅は狭く見えます。

例えば、眉毛を上げると上まぶたの皮膚が引き延ばされるので二重の幅は広く見えます。

仮にこの三者とも二重のクセがついている本来の位置、すなわちまつ毛から二重の線までの距離が同じだとしても色々な理由で見た目の幅は違って見えます。

また、パッと見た感じでは二重の幅が狭そうに見えても、診察ベッドに寝てもらって計測してみると実際は狭くないこともあります。このような場合、単純に幅を広げてしまうのは危険です。

なりたい幅となれる幅は違います。
さらに、なれる幅と似合う幅は必ずしもイコールとは限りません。
そして、幅を変えることだけで実際に存在する瞼の諸問題に対処できる保証はどこにもありません。

単に幅を広げることで解決する人もいれば、そうではない人も非常に多いわけですが、何が最善かを自分で正確に判断するのはまず無理と言っても過言ではありません。なぜなら専門的知識と経験が必要不可欠だからです。

なので、実際に診察を受けてみると自分では想定していなかった治療方針を勧められることがあるわけです。

これは当院に限った話ではなくて一般論として知っておかれるとよいでしょう。

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木村哲治
専門家

木村哲治(外科医)

カメイクリニック富山院

患者さんご自身の血小板と線維芽細胞成長因子を用いたPRPF治療は適応範囲も広く且つ自然な仕上がりとなるため積極的に行なっています。https://www.prpf.jp

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