ほくろのルビーレーザーは自由度の高い治療です
ざっくり言うとフォトフェイシャル(以下 IPLと略します)はソフトな光治療です。ソフトということは悪く言えば医療レーザーより弱いわけです。これも非常に大雑把な言い方ですが。
しかし弱いと言ってもそれは欠点ではありません。なぜなら、そもそもが医療レーザー以外の方法で、できるだけダウンタイムの少ない方法はないものか?ということで開発された治療機器だからです。
ただ、ソフトなので治療対象によっては力が及ばないこともあります。だからと言ってこれをむやみに強く当てることは本来の使い方から外れていますし、何より医療レーザーと違い強過ぎると熱傷(やけど)を来す場合があります。これではせっかくのIPLも悪者になってしまうだけです。
IPLは用途が広くとてもよい治療機器だと思いますが、誰にでも向いているわけではないので、やはりちゃんと見極めが必要です。