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木村哲治プロは北日本新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

ピアストラブルについて

木村哲治

木村哲治

テーマ:美容皮膚科

ピアスをあけた時ピアスホールの内側には傷ができており、そこに新しく皮膚が再生することでホールは完成します。ホール内の皮膚はできるだけしっかりとした方が良いので、しばらくの期間ファーストピアスを着けたままにするのはそのためです。

ホール内の皮膚がまだ薄いとピアスを脱着する際に容易に傷がついてしまいますし、ホールが完全に完成した後でも脱着を繰り返すうちに傷を作ってしまうこともあります。

そこから炎症やかぶれを起こしたり、細菌感染を併発する場合もあります。これが最もよく経験するピアストラブルです。利き腕によってピアスを脱着しやすい方の耳とそうではない方があるので、受診された患者さんの多くが片耳だけのトラブルなのです。

そこで、
①ファーストピアスは1ヶ月以上(できれば3ヶ月)装着したままが望ましい。
②ピアスの脱着はゆっくりと行なう。
③衣類や寝具にピアスが接触しないように気をつける。

この3点がピアストラブルを減らす大切なポイントではないかと思います。

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木村哲治
専門家

木村哲治(外科医)

カメイクリニック富山院

患者さんご自身の血小板と線維芽細胞成長因子を用いたPRPF治療は適応範囲も広く且つ自然な仕上がりとなるため積極的に行なっています。https://www.prpf.jp

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