2月のプロフェッショナルコース

2011年2月7日公開 / 2014年6月4日更新

先週末、花まつフラワーアカデミー本部教室にて
2月のプロフェショナルコースが行われました。

テーマは「春への序曲の彩り」。
このコースでは、季節感をみんなで感じる事を
重要視いたしております。

今回の使用花材とそのお花のお里。

土佐水木　　　　　　　長野県
チューリップ　プリティウーマン　新潟県
バニーテール　　　　　福岡県
ヘリクリサム　　　　　　福岡県
青文字　　　　　　　　　奈良県
クッカッパラ　　　　　　佐賀県
レースフラワー　　　　千葉県
黄水仙　　　　　　　　　埼玉県

寒い冬には、
家の中には温かな春を先取りしお花を飾りましょう。

北陸では1ヶ月先の野山はこんな感じになります。と、
その季節の風景を写真でしっかりと確認します。
色彩もしっかりと確認。

春の野山には鮮烈な色彩が・・・。
猫柳（白）や藪椿（赤色）やまんさく（黄色）、
ふきのとう（緑）も。
待ち遠しいですね。
今日のお花選びは、その風景から白・赤・黄・緑色。
と、なっております。

猫柳を詠んだ万葉集3首も鑑賞。
私が朗誦します。

　　　[　山の際に　雪は降りつつ　しかすがに　
　　　　　　　　　　この川楊は　萌えにけるかも　]

山のあたりはまだ雪が降り続いているのに
この川原はもうすぐ春ですよ。
ほらほら川楊（猫柳）が、もう芽吹いています。
待ちに待った春なのですね。

講義を聴いていただいた後には作品製作です。

私の作ったデモ作品は土佐水木の枝先を重ねながら
もうすぐバレンタインディ「ハート」の形作りました。
絶対ハートを作らなくても良いですよと始めてみると
デモ作品よりも、お上手な「ハート」が登場・・・！

このような2時間30分のレッスンカリキュラムとなっております。
これは差し当たり「さわり」です。
本当はもっと詰まっているんです・・・！

フラワーアレンジメントのプロ
花まつフラワーアカデミー　石崎弥佳の取材記事はこちら
http://mbp-japan.com/toyama/hana