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関博文

不動産の幅広いニーズに応える不動産総合管理業者

関博文(せきはくぶん) / 不動産コンサルタント

有限会社創発コーポレーション

コラム

スーパーに自動精算機設置でシニアは四苦八苦

2018年5月8日

テーマ:雑感

コラムカテゴリ:住宅・建物

私の住居の近くのスーパーのサミット店舗で支払いに自動精算機が設置された。急に支払いが自動精算機になったので最初は戸惑った。2台設置され、1台はレジの並びでもう1台は通路側に置かれていた。レジの並びの自動精算機は支払い課金のすぐ横なので支払いに手間取ると後続を気にして落ち着かない。通り側の自動精算機は気兼ねなく支払作業が出来るのだが、店側がゆっくり支払われては困るので急がせるシステム設計が導入され、少しでも紙幣や硬貨の支払いが遅れると頻りに「お金を入れてください」と煩い。シニア世代が増えているのに実情に合わない設計なのは若い世代が関わっておるからと推測できる。スーパーの支払いに関しては従来の人間対応でも、後続が気になり、小銭を出しづらい雰囲気があった。この為、結構我が家に硬貨が溜まり、取り扱いに苦慮していた。しかし、自動精算機が設置されたので硬貨で支払うことに気分的に楽になると思い、先日に100円玉を50個携えて買い物に行き、支払額は4,850円と見事に硬貨だけの支払い内に収まった。いざ支払いを開始し、2,000円台の支払いまで進んだ時に問題が生じた。硬貨投入口が閉まって入れられなくなった。困って画面操作で係員を読んだのだが、いきなり多くの硬貨は使えないと言われた。言い方がつっけんどんだったので、此方も売り言葉に買い言葉で幾らまで硬貨は使えるのかと質したところ、件の係員は20個程度と答えたので、その様な事は書いていないだろうと早口で言って更にそれなら書いとけと言ったら、その係員は後ろのカウンターに戻ってしまった。腹が立ったが、支払いを済ませないと仕方がないので、自動精算機を再度操作しようとしてた時に別の係員が手伝おうとしたら、先ほどの係員がその機械は使えないからこちら来てと呼んだのでいなくなった。クレーマーと勘違いされたことに漸く気が付いた。客とも思わない対応に憤りを感じたが、支払いを済ませない訳には行かないので、再度精算機の現金支払いを操作して硬貨と紙幣で支払いを済ませた。結果的に千円紙幣1枚と硬貨で支払いが出来たので、先ほどの係員の20枚程度が嘘だったことが分かった。自動精算機はカード支払いの設計コンセプトが主体で、現金の支払いはなくしたいというのが本音と思われるが、それは自分たちの都合であり、お客の都合を考慮していないのには呆れる思いだ。自動精算機が導入されてから年配者の客が減少した様に感じられた。お客を考えるならば1列くらいは従来の支払い方法を残すべきと思われるが、その配慮も欠く位スーパーの競争が激しいのと、従業員の確保が難しくなっているのかと考えさせられた。馬あたり的な日本人にはつらい社会の到来で、シニア世代など顧みられなくなる日も遠くないかもしれない。

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