上司の代理で自分が弔問した時、受付の記帳はどうやって書けば良かったのか…
医師が本人に死が間近に迫っていると判断すると、家族が危篤状態にある事を
告知します。危篤を告げられたら速やかに関係者にその旨の連絡を入れます。
それが深夜・早朝であっても遠慮せずに手短に伝えます。その際には
「夜遅く(朝早く)申し訳ありません」といった言葉を添えると良いでしょう。
【連絡する範囲】
一般的に次の親族が対象になります。
① 本人からみて祖父母、両親、子供、孫、兄弟姉妹、叔父(伯父)、叔母(伯母)、
甥、姪までの三親等の直系血族
② 配偶者の両親、祖父母などの直系姻族
また、本人がサラリーマンの場合は、会社の直属上司への連絡も忘れずに行いましょう。
その他の同僚や友人・知人に関しては、それまでの親交の程度を考慮した上で決めると
良いでしょう。
【知らせる内容】
次の事柄を簡潔に伝えます。
① 本人の容態と今後の見通し(病名、本人の意識の有無、医師の話の概要など)
② 病院名・所在地・電話番号・入院病棟名・階数・病室番号・交通アクセス
(最寄りの駅名や車の場合は目印になる建物名など)
③ 来院(来訪)の意思、及び来院の日時の確認
(ただし、先方の都合もありますので無理強いは避けた方が良いでしょう)
④ こちら側の連絡先(先方からの問い合わせに備え、予めご家族の中で
連絡役を決めておき、その連絡先を伝える)
ご自宅の場合は、①と③の事柄を中心に手短にお伝えしましょう。
【連絡方法】
電話連絡が最も一般的です。しかし気が動転していると相手先の電話番号が
不明という場合もあるので、、前もってご親族などの電話番号は登録しておくと
良いでしょう。なお、携帯電話は病院内では使用禁止しておりますので、
使用可能なエリアでご使用ください。なお、病院内の電話を利用する場合、
大声で話をしたり長電話などは周囲に迷惑を掛けてしまいますので注意しましょう。
また、ファックスやE-mailは、事実を文章化して正確に伝えるメリットが
あります。また、短時間の間に多くの方々に送信できます。
伝える内容は電話と一緒ですが、病院やご自宅の略図も添えると相手にはより
分り易くなります。
逆に、ファックス番号やE-mailやアドレスを間違える場合もございます。
更に、その情報を先方が確実に読んでいるのかが分からないのも問題です。
特に深夜や早朝の送信にはご注意いただき、送信後に先方へお電話をかけ、
受信の有無を確認されるとより効果的です。