葬儀後の挨拶回り 【近隣の人々への挨拶】

勝山宏則

勝山宏則

前回(1/5)は【③ 故人様の勤務先への挨拶】についてご説明と例文を記載致しましたが、

今回は【④ 近隣の人々への挨拶】についてご説明させていただきます。


自宅周辺の人々への挨拶も必ず行った方が良いでしょう。特にご自宅での葬儀では、

車や弔問客の出入りが多く、何かと周囲に迷惑かけてしまいがちです。そのお詫びも兼ね、

葬儀の翌日には周囲の人々に簡単な手土産を持参して挨拶回りをされると今後の

ご近所付き合いも円滑に進められるようです。


● 近隣の人々への挨拶

自宅での葬儀の場合は、葬儀の手伝いに感謝を述べるとともに、周囲にご迷惑をお掛け

したことをお詫びすると良いでしょう。なお、斎場での葬儀では、会葬のお礼を述べ

ましょう。いずれの場合でも、最後にこれからも変わらない隣近所のお付き合いをお願い

する事が大切だと思います。


【サンプル文例①】

 このたびは、いろいろお世話になりました。また、花環をご自宅の前に置かせていただき、

大変ご迷惑をおかけいたしました。

 お陰様で父の葬儀を無事に終えることができました。お忙しい中、通夜から葬儀まで

なにかとお手伝いいただきまして、皆様のご好意は忘れることができません。本当に

ありがとうございました。

 こちらは、私達のお気持ちです。お口に合うとよろしいのですが、皆様でお召し上がり

くださいませ。今後ともよろしくお付き合いのほどお願いいたします。

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勝山宏則
専門家

勝山宏則(葬祭ディレクター)

大成祭典株式会社

80年以上に渡り、冠婚葬祭を取り扱ってきた葬儀社「大成祭典」。ご遺族に寄り添った葬儀施行、徹底した社員教育によって高い顧客満足度を実現する。

勝山宏則プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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