上司の代理で自分が弔問した時、受付の記帳はどうやって書けば良かったのか…
現在の日本において、病院以外で亡くなる事は少ないのですが、
ここでは「自宅で亡くなった時」「旅行先や海外出張で亡くなった時」での
対応についてご説明させて頂きます。
「自宅で亡くなった時」
必ず医師の診断を受けます。かかりつけの病院や医師がいない、医師に連絡が
つかない場合は、警察に相談して適切なアドバイスを求めることが大切になります。
医師は死亡を確認した後、病院で亡くなった時と同様の手順で死亡診断書を
作成し、ご遺族にお渡しするのが一般的なようです。
「旅行先や海外出張先で亡くなった時」
自宅、病院以外の場所で突然亡くなった場合は、自殺や交通事故などと同じように
変死としての扱いを受けます。検死の後、行政解剖、あるいは司法解剖されて死因を
特定した後、警察医が死亡診断書に相当する死体検案書を作成し、ご遺族に渡されます。
ご遺体は現地の葬儀社にご依頼すれば寝台車でご自宅まで搬送してくれます。
時間的な余裕がない時は、航空貨物便を利用して目的地まで搬送する事もできます。
海外で亡くなった場合、遺体を日本に搬送できない時は、現地で火葬して遺骨を持ち帰って、
改めて葬儀を営むのが一般的なようです。この場合は限定で死亡診断書、埋葬許可書を
必ず貰っておくようにしましょう。（現地の日本大使館・領事館が発行します）
また、外国では土葬の習慣が多く、火葬出来ない場合もあるのでご遺体のまま帰国
する場合もあります。その場合は遺体を化学的処置（エンバーミング）して搬送する
事になります。この場合は、その他に現地葬儀社発行の防腐処理証明書、空輸する航空
荷物運送状も必要となりますので、ご注意ください。
