ご弔問の方には、どのようなものをお渡しするのでしょうか?
【近親者などが代わって返礼するとき】
喪主やご親族はその後の葬儀の打合せなどで何かと多忙です。
このように喪主やご親族が会葬者に直接返礼出来ない場合は、
近親者などに事情を説明して返礼の代理をお願いします。
その際は、代理の近親者は弔問客に感謝の気持ちを述べた後、
「喪主、親族に代わりまして厚くお礼申し上げます」
などの言葉を必ず一言添えます。
近親者は、ご遺族との血縁がどうであれ、ご遺族側の人として
みなされます。ですので、
「ご遺族の方は」
「こちらのご子息は」
など、ご遺族に対して敬語を用いてはいけません。
また、ご遺族のいたたまれないお気持ちを察し、臨終や闘病の
様子を口にするのは避け、当たり障りない受け答えをするように
しましょう。