死亡届を提出すると、金融機関の口座が凍結されると聞いたのですが本当でしょうか?
医師から臨終(死亡)と宣告されたら、悲しみのさなかですが、
本人の死亡を周囲にお知らせします。ご家族は気が動転して
連絡がスムーズにいかない場合もございますので、予め連絡者を
決めておくと良いでしょう。
【連絡する範囲】
危篤のお知らせよりも広範囲のご親族をはじめ、故人様と親しい
関係にあったご友人・知人が対象となります。
① すべてのご親族(故人様の直系血族、配偶者の兄弟姉妹、両親、
祖父母などの直系姻族)
② 故人様の勤務先、取引先
③ 故人様と親しい関係のご友人・知人
④ ご自宅近隣の親しい方々
⑤ 菩提寺があるようでしたら、そこのご住職
②の取引先は、直属の上司、或いは総務部や人事部といった部署と
ご相談の上、しらるべき方々に連絡して頂けるようにご依頼すると
良いでしょう。なお、特定の方以外に自分の死を知らせないという
故人様の意志があれば、それに従いましょう。
【知らせる内容】
① 故人様の氏名・ご年齢
② 死亡された場所(病院・自宅・自宅外など)
③ 死亡の原因と日時
④ 喪主の氏名
⑤ 葬儀日程と場所
(この時点では確定していない事があるので、追ってご連絡
する旨を伝えると良いでしょう)
【連絡方法】
電話連絡が最も確実だと思います。どうしても連絡がつかない場合は、
Eメールやファクシミリをご利用されるのも良いですが、送信後に必ず
電話連絡されることをお勧め致します。
死亡のお知らせは、次のように2段階に分けてご連絡されると、混乱
することが少なくなると思われます。
① 死亡直後に知らせる関係者(ご親族)
② お葬式の形式や日時が決まってからお知らせする相手(ご友人・知人)