死亡の知らせはどうすればスムーズに…

勝山宏則

勝山宏則

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医師から臨終(死亡)と宣告されたら、悲しみのさなかですが、

本人の死亡を周囲にお知らせします。ご家族は気が動転して

連絡がスムーズにいかない場合もございますので、予め連絡者を

決めておくと良いでしょう。


【連絡する範囲】

危篤のお知らせよりも広範囲のご親族をはじめ、故人様と親しい

関係にあったご友人・知人が対象となります。

① すべてのご親族(故人様の直系血族、配偶者の兄弟姉妹、両親、
          祖父母などの直系姻族)

② 故人様の勤務先、取引先

③ 故人様と親しい関係のご友人・知人

④ ご自宅近隣の親しい方々

⑤ 菩提寺があるようでしたら、そこのご住職


②の取引先は、直属の上司、或いは総務部や人事部といった部署と

ご相談の上、しらるべき方々に連絡して頂けるようにご依頼すると

良いでしょう。なお、特定の方以外に自分の死を知らせないという

故人様の意志があれば、それに従いましょう。


【知らせる内容】

① 故人様の氏名・ご年齢

② 死亡された場所(病院・自宅・自宅外など)

③ 死亡の原因と日時

④ 喪主の氏名

⑤ 葬儀日程と場所
  (この時点では確定していない事があるので、追ってご連絡
   する旨を伝えると良いでしょう)


【連絡方法】

電話連絡が最も確実だと思います。どうしても連絡がつかない場合は、

Eメールやファクシミリをご利用されるのも良いですが、送信後に必ず

電話連絡されることをお勧め致します。

死亡のお知らせは、次のように2段階に分けてご連絡されると、混乱

することが少なくなると思われます。


① 死亡直後に知らせる関係者(ご親族)

② お葬式の形式や日時が決まってからお知らせする相手(ご友人・知人)

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勝山宏則
専門家

勝山宏則(葬祭ディレクター)

大成祭典株式会社

80年以上に渡り、冠婚葬祭を取り扱ってきた葬儀社「大成祭典」。ご遺族に寄り添った葬儀施行、徹底した社員教育によって高い顧客満足度を実現する。

勝山宏則プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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