旅行先や海外出張先で亡くなった場合はどうすれば…

勝山宏則

勝山宏則

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ご自宅や病院以外の場所で突然亡くなった場合は、自殺や

交通事故などと同じように変死としての扱いを受けます。

検死のあと、行政解剖、あるいは司法解剖されて死因を

特定したのち、警察医が死亡診断書に相当する死体検案書を

作成し、ご遺族に渡されます。

ご遺体は現地の葬儀社に依頼すれば寝台車で自宅まで搬送

してくれます。時間的な余裕がない時は、航空貨物便をご利用

され目的地まで搬送して頂ける場合もございます。


海外でお亡くなりの場合、ご遺体を日本に搬送できない時は、

現地で火葬して遺骨を持って帰って、改めて葬儀を営むことが

一般的です。この場合は現地で死亡診断書、埋葬許可証を

必ず貰っておきます(現地の日本大使館、領事館が発行します)。


また、外国では土葬の習慣が多くて火葬出来ない場合もあり、

ご遺体のまま帰国する場合も数多くございます。

その場合はご遺体を科学的処置(エンバーミング)して搬送する

ことになります。

この場合は、死亡診断書、埋葬許可証の他に、現地の葬儀社発行の

防腐処理証明書、空輸する航空貨物運送状なども必要となります。

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勝山宏則
専門家

勝山宏則(葬祭ディレクター)

大成祭典株式会社

80年以上に渡り、冠婚葬祭を取り扱ってきた葬儀社「大成祭典」。ご遺族に寄り添った葬儀施行、徹底した社員教育によって高い顧客満足度を実現する。

勝山宏則プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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