最近自然葬という言葉を耳にするのですが、どういったお葬式なのでしょうか?
死の穢れ(けがれ)によって忌(いみ)籠り(ごもり)したのが「忌中」。
忌明け後も弔意を表すのが「喪中」になります。
近親者が死亡したとき一定期間喪に服することを忌服といい、近親者は
死の穢れに及んでいるため忌籠りしました。特に死後間もないときは、
忌籠りしていることを告知する必要から、昔が玄関などに忌中紙を貼ったものです。
近年では防犯上の問題から、忌中紙を貼る習慣が少なくなっております。
喪中は忌が明けた後も近親者が弔意を表すために、家に籠っている状態をいいます。
明治7年の忌服令によると、忌中の期間は細かく決められていましたが、
現在では四十九日まで、喪中は1年間とするのが一般的なようです。
喪中が明けるまでは慶事への出席、神社への参拝、年始廻り、正月行事などは控えましょう。
年賀欠礼の範囲は実父母、配偶者の父母及び兄弟姉妹の2親等、もしくは故人様と
同居していた場合です。しかし、祖父母、配偶者の祖父母及び兄弟姉妹が亡くなった場合、
故人様と同居していなければ欠礼としないようです。
また、配偶者側の喪であれば、仕事関係先へは例年通り年賀状を出すこともあるようです。