審査員と組織は対等 PartⅡ

羽田一彰

羽田一彰

テーマ:審査員とは

だいたい、ISOの審査員がいうことをすべて聞き入れる必要がありません。納得できなければ納得できるまで戦うべきです。

以前、審査員登録の要件・基準について書きましたが、審査員は決して特別な人がなるわけでありません。自らを貶めるようですが、金を払って、所定の研修を受ければ誰でもなれます。(は、言いすぎかな)

従って、審査員は“選ばれし者”でも“神様”でもありません。
ごく普通のサラリーマン上がりの人が多いです。

ISO9001の審査員だと工場長、製造部門、品質管理部門出身の方が多いですし、ISO27001だとシステムエンジニア(以降、SE)経験者が多いです。審査を受ける組織の人と何ら変わることはなく、強いて言えば、“元技術者”。特にIT分野がそうですが、時代とともにシステム開発手法、データベース、言語等は変わります。

私は30数年前までSEでした。最後に構築したのは立体駐車場を施工管理する会社の工程を作成するシステム。当時、事務所で使われたLANに対応したもの。
キャリアのスタートは今でいう汎用機。言語はCOBOL、Assembler、PL/I、Fortran。これらは今やレガシーでさらにコンパイルしないと動かない言語。現在はJavaScript、Python、Ruby、PHP等のコンパイルを必要としない、インタプリタ言語も数多くあります。

正直、最近の技術のことは元SEにはわからないことが多いです。製造や工事現場のことはわかりませんが、昔と今では異なることが多々あると想像します。

ここで言いたいのは、審査員は特別な人がなるわけではないということ。
審査員は“元”ばかりなので、必ずしも最新のことを知っているとは限りません。

特別でもない人のいうことをすべて聞き入れる必要はありません。経験上、審査員が言うことのすべてにメリットがあるとも限らず、内容次第ではデメリットしか存在しないこともあります。
言い過ぎかもしれませんが、会社を潰したい、社員に苦労をさせたいのであれば、審査員のいうことをすべて聞いたらよろしいかと…

毎度のことながら、暴論ばかりですみません。

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羽田一彰
専門家

羽田一彰(ISOコンサルタント)

S&A JAPAN株式会社

中小IT企業を中心に、ISO9001、ISO27001やISO27017などの認証取得を支援。少ない文書で現場コンサルタントの力を借りずに運用できる仕組みづくりを重視。企業の成長を後押しします

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