審査機関の選定基準を明確に!

羽田一彰

羽田一彰

テーマ:自社にあった審査機関の選び方

数多くの審査機関があり、選定に迷うと思います。

昨今、ISOに取り組む企業は小規模組織、創業間もない組織が多い印象です。
このような組織が認証に取り組む場合、コンサルタントの支援を受けることが多いようです。
コンサルタントはいくつかの審査機関をお付き合いがあるので、紹介してもらうのが手っ取り早い方法です。ただし、コンサルタントが紹介する審査機関が自社の適しているかというとそうとも限らないのがややこしい。

コンサルタントの支援を受けるとすべてお任せにすれば大丈夫と考えている組織が多いです。コンサルタントはひな形文書を保有しており、それをカスタマイズして組織に提供しますが、残念ながらカスタマイズは不十分なことが多いです。従業員は5名でも100名でも同じ文書を使うのでムリがあります。文書は手順等の統一化、再現性等を目的に作成しますが、5名と100名では必要な文書の数、文書化の程度が異なります。また、なんでも文書にすればいいというものでもありません。ましては、規格のコピペ程度であれば、ほぼ無意味。

話を元に戻します。

審査機関に限りませんが、取引先を選定する場合、その基準を明確にし、コンサルタントに伝え、紹介してもらってください。基準とは、例えば、“(審査の質より)料金が安いこと”“〇〇業界の実績が多い”“小規模組織の認証が多い”など。

あまり大きな声で言えませんが、そもそも認証の目的を発揮することがスタートです。
“ISOの仕組みと使って改善に取り組む”“社員の意識・認識向上やスキルアップ”“入札・取引要件だから認証登録証がほしいだけ”など。

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羽田一彰
専門家

羽田一彰(ISOコンサルタント)

S&A JAPAN株式会社

中小IT企業を中心に、ISO9001、ISO27001やISO27017などの認証取得を支援。少ない文書で現場コンサルタントの力を借りずに運用できる仕組みづくりを重視。企業の成長を後押しします

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