1階だけじゃ心もとないかも?2階建て年金の意味と価値 投資初心者が知らなかった資産運用
(RIA JAPAN広報部記述)
投資初心者さんが執筆した記事は多くの人に閲覧いただきました。
これから投資を始めたいという人や、すでに投資を始めている人の参考になれば嬉しく感じます。
半年近くRIA JAPANのコラムを読んだ投資初心者が気になったポイントを執筆いただくシリーズ
投資初心者が書く、おカネ学。
投資初心者さんの執筆記事は第16回目になります。
今回の内容は米国株よりも好調な成績だった(海外)REITについてです。
投資初心者さんは不動産投資の経験が少しあるそうです。
誤解が無いように一部表現を校正した箇所があります()は編集部校正。
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不動産投資は、多くの人が注目するようになりました。
建物を貸して利益を得る。
構造が単純なところも魅力でしょう。
もちろん、建物がなければいけませんし、借りてくれる人がいなければ利益にもなりません。
生活に必須の住居だから、食いっぱぐれがなさそうにみえますが、複雑そうなイメージがある人も多いでしょう。
そこで注目されるようになったのがREIT(不動産投資信託)でした。
手軽に不動産投資のいいところどりできるREIT
REITとは、不動産投資信託のことで、運営会社*1が不動産投資をやってくれます。
どういう物件が良いのかリサーチしたり、利用者から集金など、手間に感じる部分を運営会社が代わりにやってくれます。
REITは、不動産を手にする必要がないため、不動産の目利きではなくても投資することができるのです。
(*1注 一般的なREITは、投資法人という特別な法人を作ることで不動産への投資・運用等を行います。 投資法人は不動産を運用することだけを目的として創られた器なので、基本的にそれ以外の業務を行うことはできず、役員のみで従業員はいません。従って、その運営は全て外部に委託することになり、この委託先の中で重要な役割を果たすのが資産運用会社です。データ:J-REIT.COM 「 JーREITとは」より一部引用)
REITでなく不動産投資を実際にやると手間だらけに
実際やってみると分かりますが、集金だけでも結構な手間です。
遅滞なんて当たり前に出てきますし、サブリース会社と契約すると利益がどんどん薄くなります。
ミドルリスク・ミドルリターンだの不労所得だのと呼ばれますが、実は大変でした。
それが手間をかけず、少額からできるところにREITの良さがあると思っています。
絶好調ともいえた去年の米国REIT
昨年1年間は多くの市場で好調な1年でした。
その中でも米国REITはとにかく好調だったわけです。
いろいろな情報がありますが、グローバルな指数より米国単体の方がはるかに上でした。
(S&Pダウ・ジョーンズが2022/1/5に公表したデータ「2021年12月の世界市場パフォーマンス・サマリー」によると、United States REIT市場の2021年パフォーマンスは38.80%であり、S&Pグローバル総合指数(先進国+新興国)の16.03%を大きく上回りました)
もちろん、今年以降も好調である確証なんかありませんが、海外REITという投資カテゴリー(アセットクラス)に投資するのも一つの選択肢でしょう。
REIT関連投資信託ならiDeCoで投資可能なものも!
REITは日本版のJ-REITがありますが、米国REITも投資できます*2。
REITはさまざまな物件に分散投資できるのが特徴です。
実は森林REIT*2なんかもあったりするのは面白いところでしょう。
データセンター*2なんかもあるのは、J-REITとの大きな違いです。
(*2注 米国のREIT関連では日本の証券会社を通じて投資できるのは投資信託形式のものです。米国REITを直接、日本の証券会社で買うことはできません。またRIA JAPANでは海外の証券口座を利用した投資を勧めません。売買や配当受け取り時の為替水準など、日本の税制に即した申告を行う手間が相当にかかります。また個人の場合に将来相続発生時の処理が、想像を絶する面倒なケースがあることなどが理由です。 iDeCoでは、海外REITに関連した投資信託のカテゴリーがあります)
実はiDeCoでも投資可能なところも注目するべきじゃないでしょうか。
REIT関連の投資信託という形にはなりますが、こういったことも知っていれば利用できること。
知識がなければできないわけです。
今年も書籍を含めていろいろな知識が役立つのだなと思った瞬間でした。
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(以下、編集後記)
今回、投資初心者さんには、不動産投資信託であるREITについて執筆いただきました。
不動産投資で成功するには物件の調査や物件を選定する「目利き」であることが一般的に求められます。
しかし、REITではそういった手間をREITが負担してくれます。不動産投資のプロでなくても始めやすいという利点があります。
また、REITの分配金を計画的に受け取ることができます。
ただしREITとREIT関連の投資信託では、コストに違いがあります。
売買の譲渡益で利益を得るキャピタルゲインでなく、配当・分配金で利益を得るインカムゲインを得られるため、REIT関連商品はインカム戦略を選ぶ際の選択肢の一つになりうるでしょう。
また、REIT関連の投資信託がiDeCoでも投資可能な点は是非知ってほしいと思います。
実際にiDeCoで投資可能な銘柄の内、低コスト銘柄を一覧にて紹介した書籍があります。
・著書「iDeCo+NISA・つみたてNISA プロの運用教えてあげる!」
P114以降にREITカテゴリーについて解説しています。
「プロの運用教えてあげる!」Amazon販売ページ
繰り返しになりますが、本記事はRIA JAPANが投資初心者に「なるほど!と感じたポイント」や「投資を始める前に知っておきたい!」と感じた内容について記述してもらったものです(第16回目)。
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※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の有価証券その他の投資商品についての勧誘や、売買の推奨を目的としたものではありません。
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