日経 富裕層の資産運用相談先としてRIA(公認投資助言者)の記事 【RIA JAPAN】
2021年、日本国内の公募投信では
9割のファンドがプラスリターンでした。
(データ1 QUICK 石井輝尚氏 :日経CNBC2021/01/12放送「投資信託の最新事情」 https://markets.nikkei-cnbc.co.jp/watch/vod/38020)
2021年世界の株式市場のパフォーマンスは +16.03%でした。
(データ2 S&P Dow Jones Indicies 2022/01/05 全世界パフォーマンス総括表 年初来データ)
とても好調な1年でした。
こんな好調な2021年にも関わらず、マイナス41%など、マイナスリターンの投信、ワースト10に「トルコリラ」関連の投信が数多く含まれています。上記データ1から、2021年の国内投資信託のワースト10の特徴を紹介します。
ワースト10にトルコリラ関連投信はいくつあったのか?
2位 ▼41.00% 3位 ▼39.54% 4位 ▼34.25% 6位 ▼25.97% 7位 ▼25.74% 9位 ▼25.13% 10位 ▼24.48%
ワースト10のうち、7つがトルコリラ関連でした。
ちなみに、それ以外の3つのテーマは以下でした。
エドテック(教育テクノロジー)、バイオ・ベンチャー、ゲノム
筆者は過去よりトルコリラ関連への投資に警鐘
筆者はトルコリラ関連、特にトルコリラ建て債券について警鐘を鳴らし続けてきました。
販売者の人々は、収益を上げることに注力しています。
お客様の投資の成功を優先しているとは、必ずしも言えないのです。
某大手証券会社が、トルコリラ関連の仕組み債を大量に顧客に勧め、大きな損失をもたらしました。
また、IFA、独立系中立アドバイザーと名乗っていても、注意が必要な場合もあります。実際には証券会社の収益の一部を還流させている「金融商品仲介業者」がIFAのほとんどです。販売者に本当の独立系・中立性が求められるでしょうか? 米国では販売者がアドバイザー名称を使用することが制限されています。しかし日本のIFAは販売者であることを積極的には語らず、巧みなイメージ戦略で顧客の勧誘を行っています。
またIFAと取引する証券会社が、セミナー告知を行うなどのバックアップを行うケースがあり、投資家へのアプローチが活発であるようです。
2019年、ダイヤモンド・オンラインにて
トルコリラ通貨の暴落 以外に重要なポイントとは?
→ 為替手数料はいくらなのか、知っていますか?
隠れコスト の為替手数料の水準はなぜ説明されないのか?
詳細は下記リンクより閲覧が可能です。
「高利回り」の海外債券… 金利15%でも損する仕組みとは?
また、より詳しい解説を「お金を増やすならこの1本」にて解説しております。
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2019年7月、デイリー新潮にてコメント
トルコ通貨建て債券「年利20%超」でも安易に手を出してはいけない理由
以下弊社代表コメント部分です。
「証券会社にもよりますが、円からトルコ・リラに替える際の手数料は一般的にかなり高い。片道の手数料だけで9%近く取られることがあります。償還時に円に戻すと、往復で18%です。20%といっても、為替手数料を差し引くと決して高利回りとはいえません。」
YouTubeでも外国債券のリスクについて解説
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※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の有価証券その他の投資商品についての勧誘や、売買の推奨を目的としたものではありません。
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