7/19(金)本日の貴金属市況〜週末3日間価格変動なし
5月13日「メイストーム・デー」とCPIの嵐:それでも金が買われた理由
おはようございます。リファスタの杉です。水曜日、CPI明けの朝です。
今日は何の日:メイストーム・デー
5月13日は「メイストーム・デー(5月の嵐の日)」。バレンタインデーから88日目、八十八夜の別れ霜にかけて、5月に吹き荒れる強風や嵐を指す和製英語が由来です。
奇しくも昨日のCPIは「インフレ再加速」の嵐──のはずでした。コアCPI前月比は予想+0.3%に対し+0.4%、前年比も予想+2.7%に対し+2.8%と全項目上振れ。普通なら金売りの嵐です。ところが市場は嵐をすり抜けて、金はむしろ上昇しました。今朝はその背景を解きほぐします。
昨日(5/12火)米4月CPI結果
総合CPIは前年比3.8%まで再加速。FRBの目標2%からは大きく上振れ、年内利下げ観測はほぼ消滅です。
なのに金は上がった理由
NY金 4,724ドル(+0.4%)、国内田中貴金属の小売基準は+447円の26,288円と急反発。CPI上振れにも関わらず、金が買われた理由は3つ:
- 米イラン停戦交渉が決裂方向 ── トランプ大統領が「停戦は生命維持装置につながれた状態」と発言、軍事行動再開の可能性を示唆
- 日銀早期利上げ観測 ── 4月会合議事要旨で複数委員が早期利上げに言及、円高圧力
- 「インフレ持続なら金」の長期ロジック ── 短期の利下げ後退より、構造的なインフレ持続を市場が織り込み
CPIの嵐より、中東リスクと円高ロジックが勝った構図です。
今朝5/13(水)3時時点の相場
| 項目 | 3時時点の状況 |
|---|---|
| NY金 | 高値圏で揉み合い継続 |
| ドル円 | 157.69円(昨日157.11円から円安方向に戻し) |
| 米10年債 | 4.465%(4.41%から上昇継続) |
| 国内K24(朝3時時点) | 24,934円 ※10時更新後に最新値へ切替 |
米10年債4.465%まで上昇しても金が崩れていないのは、地政学プレミアムの強さの表れです。
重要なお知らせ:店舗営業の変更
リファスタの店舗運営について、お知らせがあります。
本日5/13(水)の営業
- 大阪店:定休日(毎週水曜は大阪のみ休業)
- 東京店:通常営業
6月からの営業日変更
- 定休日:毎週日曜日・水曜日(東京・大阪共通)
- 営業時間:10:00〜17:00(短縮)
これまで土日祝も含めて営業してまいりましたが、スタッフの働き方とサービス品質の両立を考えての判断です。お客様にはご不便をおかけしますが、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
5月中は従来通りの営業です。日曜のご来店・夕方17時以降のご来店をご希望の方は、5月中にお越しいただけますと幸いです。
今日のスケジュール
- 5/13(水)米PPI(4月)21:30 JST ── CPI上振れの流れを継ぐか
- FOMCメンバー講演継続
PPIは生産者物価で、CPIの先行指標的な性格。今夜さらに上振れすると、米10年債4.5%乗せ+ドル円158円台復帰のシナリオが見えてきます。
杉の今日の読み
CPI上振れでも金が上がった── これは「インフレ+地政学+通貨不安」の三重奏が始まっている兆候だと見ています。
メイストーム・デーは「嵐を乗り越えれば6/12の恋人の日が待っている」とされる日。相場も同じで、今週のCPI・PPI・小売の嵐を抜けた先に、6月のFOMC(6/17-18予定)という大イベントが待っています。
今のK24水準で売却検討中の方、26,000円台はここ数年見ても十分高値圏。「メイストームの中で焦って売らない、嵐が抜けてから判断」が今週のスタンスです。
10時の相場更新後、店頭価格は変動します。最新値ご確認の上、ご相談ください。
今日も良い一日を。
※本レポートは情報提供を目的としており、投資・売却の判断を推奨するものではありません。


