40代起業志望の増加について勝手に考えてみました
【はじめに】
早いものでもう一年の終わりを迎えようとしています。
このコラムもこれが今年最後の投稿となります。
最後の投稿は最近感じた個人的な想いを書きました。
皆さんの周囲にもいませんか?
歳よりも若くみられている方、
若い時と顔立ちがほぼ変わっていない方、
若い頃より血色がよくなっている方等など…
元気はつらつなシニアから感じ取れる活力とは?
【交友関係・人脈】
何と言っても豊富な交友関係、多彩な人脈を持つ方は
活力が全身から溢れてます(私見です、念のため)
サラリーマン時代から社内外に友人を作ることが得意な方や
学生時代の仲間、趣味の仲間、配偶者からの繋がり等々、
いろいろな分野に繋がるような人脈を持っている方には
自然と人が集まりますし、話を聞きたい、話を聞いて欲しい
といった魅力があります。
こういった方はいわゆる情報通で事情通です。
自然と仲間の動向や近況に詳しく会の発起人や幹事役を
積極的に行うような人材でした。
シニアで第二の仕事に就く場合、
起業でも再就職でも転職でも
このような資質を持った方はこれだけで他人との距離感を
短期間で縮めることが可能です。
現時点ではこのような状態でなくとも
今から積極的な働きかけを行えばまだまだ可能性はあります。
中には「お気に入りのメンバー」だけの集まりとするケースも
見受けられましたが、このような集まりはどんどんマンネリ化し
最期は愚痴と中傷だけのやり取りになり、解散したようです。
当然ですが豊富な人脈や交友関係を構築するためには
以下に紹介します好奇心や行動力を兼ね備えてなくてはいけません。
【食欲・好奇心】
私個人の経験の範囲での話で恐縮ですが、
季節ごとの、年1回の定期的な集まりや
急な盛り上がりで臨時で開催したような集まりでも
参加者全員に共通するのは、「健啖家」だらけということです。
口には出さねど、日頃の食生活や栄養バランスについて
一定の注意や管理を図っていると推測しています。
もう一つは「歯の健康」でしょう。
歯が悪いと食べたいものがうまく食べられなくなる、
柔らかい食事しか摂れなくなれば次第に食への関心は薄れます。
今さらかもしれませんが、歯の健康には留意すべきでしょう。
流石にアルコールに関しては摂取量に制限アリや
痛風防止の為に醸造酒は禁止といったケースもありますが
アルコールに制限を設けられても今ではいろいろな種類の酒で
ノンアルコールの商品が登場しています。
ビールからウイスキー、ワイン、カクテルなど等、
遠慮なく皆と一緒に円卓を囲むことも問題ありません。
また、こういった集まりに参加する方の中には
生来の下戸でも、医者から飲酒NGと言われている方でも
臆することなく毎回参加してます(無論後者の方はノンアル厳守ですが)
要は酒や食事は二の次、
皆と再会すること、お互いの近況を語り合う事、
定期的な語らいの場とその時間が最優先なのです。
趣味を活かしての第二の仕事に邁進している方、
趣味を通じて知り合った方々と新たなビジネス開発を始めた等々、
あるいは今だから話せる現役時代の内輪話のあれこれ等、
仲間の成功・失敗の経験談が、自分の活力や好奇心を駆り立てていくのです。
好奇心があれば自ら外出して調べる機会も増えます。
友人知人らとの集いの為の外出の機会も自然と増えます。
そういう場合には自身の身だしなみにも関心を払うこととなります。
よく言われることですが、男女を問わず「身だしなみ」
言い換えれば「見栄え」を気にしなくなった時が
「老人」の始まりという考えに私は賛同してます。
親しき中にも、というのは男女関係なく
身だしなみの気遣いにも言えることです。
衣食足りてこその活力、ではないでしょうか?
一日でも長く「爺くさい」と言われる日が来ないよう
いい意味での「欲と好奇心」を持ち続けたいですね。
【行動力・健康】
さて、シニアで働くとなれば
起業や開業の場合でも再就職の場合でも
心身健康でなければ満足のいく働きは難しいはずです。
加齢による避けられない衰えは別にしても
自らの健康への過信や全くの不注意から事故や病気となるのは
厳に避けなければいけませんね。
特に個人事業を興した場合等健康を害した時点で事業がとん挫!
スタート早々に暗礁に乗り上げかねません。
最近、仲間内の話で出てきたのですが、
自宅がフルフラットなフローリング仕様の場合
自然に足の運びが摺り足気味になるようです。
その結果、路上の僅かな段差でつま先が引っかかって
転倒事故を生じさせるとのことでした。
室内での転倒は防ぐことが出来ても
屋外では段差だらけですからこの差を強く意識することで
無駄なアクシデントに遭遇する機会も激減するはずです。
かといって、部屋にこもりきりになるのも問題です。
コロナ禍以降はテレワークが常態化してますから
業務内容によっては自宅でのデスクワークで事足りることもあります。
特にシニア世代には下半身、足腰の老化、衰退が命取りです。
ルームバイクやランニングマシンで十分な運動を継続していればまだしも
1日30歩しか歩いていないような生活を続ければ一気に下半身は老化です。
いろいろな集まり、同期会やOB会といったイベントに
毎回参加の皆勤賞の方々は皆下半身が丈夫です。
人脈の拡大も新たな味との巡り会いも好奇心を満たすにも
自分の足で行動出来なければ何も始まりません。
あえて厳しい見方をすれば、
動けない、動かないことから精神面の健康にも悪影響が生じます。
場合によってはセルフネグレクトや認知症に繋がる恐れも出てきます。
自分で自由に動けてこそ、充実したシニアライフに近づくのです。
【終わりに】
如何でしたでしょうか?
思い当たる節はありませんでしたか?
その通り!でも、そういわれれば…でも構いません。
今や人生100年時代と言われています。
ですが、肝心なのは「心身ともに健康なシニアライフ」
これをいかに長く出来るかが問題です。
50代60代からの起業・独立や再就職・転職も
今や当たり前の時代になってきました。
ですがこれには若い時以上の活力が求められます。
ここで紹介した内容は私の周囲にいる望ましいシニア、
先輩であり同僚であり後輩の姿から感じたものですが
皆活力が全面からあふれ出ています!
回を重ねる中で暗めの表情でやつれた感じだったのが
血色も良くなり若々しさを取り戻した方もいれば
若い頃から顔つきも体型も全く変わらない強者もいます。
皆勤賞のメンバーは皆実年齢より確実に若く見えてます。
幾つになっても活力は取り戻せると私は思います。
貴方もぜひこのようなシニアライフを迎えて下さい。




