金相場価格デイリーコメント週間まとめ(10/19〜10/23)

水野崇

水野崇

テーマ:金相場価格

ファイナンシャルプランナーの水野崇(CFP認定者/1級FP技能士)が、金・貴金属買取を全国展開している「なんぼや」HPに、平日は毎日「金相場価格」の専門家コメントを提供しています。


今週の金相場価格の振り返りとして、1週間のデイリーコメントをまとめました。

金相場価格・今週(10/19〜10/23)のデイリーコメント



■10月23日(金) 9:00

金価格 21,992 円(前日比 -812円)※1g

2026年10月22日(木)のNY金先物は反落となりました。イエメンのフーシ派によるサウジアラビアへの攻撃を受けて原油価格が急伸し、エネルギー価格を通じたインフレ懸念が強まったことで、ドル建て金価格は2%を超えて下落しました。米国株式市場では、メタの巨額なAI投資に伴う資金負担や半導体製造装置大手ラムリサーチの決算を受け、AI関連投資の採算性や資金調達を巡る懸念が再燃しました。半導体株を中心に売りが広がり、SOX指数は約6.7%急落。インテルやAMDなども大幅安となりました。株式市場の不安定な動きを背景に米国債への資金流入が進み、米長期金利は大幅に低下したものの、金相場は約2カ月半ぶりの安値をつけています。この日は米金利低下という支援材料がありながらも、原油高に伴うインフレ懸念と金融引き締めの長期化への警戒が、金相場の重しとなりました。


■10月22日(木) 9:00

金価格 22,804 円(前日比 -8円)※1g

2026年10月21日(水)のNY金先物は反発となりました。米10年国債利回りが2営業日連続で低下し、外国為替市場でもドルが弱含んだことで、金利の付かない金には買い戻しが入りました。金相場は一時約1週間ぶりの安値をつけたものの、その後は持ち直し、小幅高で取引を終えています。原油市場では、中東情勢を巡る供給不安が続くなか、ロシアとウクライナの和平協議への期待や米原油在庫の減少など、複数の材料が交錯して方向感を欠く展開となりました。市場では27~28日のFOMCで追加利上げが見送られるとの見方が優勢ですが、12月の利上げ観測は根強く残っています。前日までの続落から反発に転じた背景には、米長期金利の低下とドル安による買い戻しがありましたが、金融引き締めへの警戒が残るなか、上昇幅は限定的となりました。


■10月21日(水) 9:00

金価格 22,812 円(前日比 -144円)※1g

2026年10月20日(火)のNY金先物は続落となりました。米国とイランの協議進展を巡る報道を受けて原油価格が急落し、米長期金利も一時低下しましたが、金相場は上値の重い展開となりました。その後、合意が近いとの報道を否定する情報が伝わると、原油価格は下げ幅を縮め、米長期金利も持ち直しました。外国為替市場ではドルが一時売られたものの、その後は下げ渋り、ドル建て金価格への下支え効果は限られました。FRBによる10月の追加利上げ見送りが有力視されるなかでも、12月の利上げ観測は根強く、米長期金利は依然として高水準で推移しています。この日は原油価格と米長期金利が一時低下したものの、金相場の買い戻しは続かず、年内の追加利上げ観測が引き続き重しとなったことがうかがえます。


■10月20日(火) 9:00

金価格 22,956 円(前日比 -91円)※1g

2026年10月19日(月)のNY金先物は反落となりました。週末にフランスで発生した大規模デモを受けて同国の財政不安が改めて意識され、フランス国債が売られたほか、ユーロ安が進みました。米国でも長期金利が上昇し、外国為替市場でドル高が進んだことで、金利の付かない金には売りが優勢となりました。中東情勢の緊迫化による供給不安から原油価格も上昇し、インフレ懸念が米金利を押し上げる要因となっています。米国株式市場では、前週まで8営業日続落したSOX指数が9営業日ぶりに反発し、半導体株への売り圧力は一服しました。FRBによる10月の追加利上げ見送りが有力視されるなかでも、12月の利上げ観測は根強く残っています。この日は米国株の持ち直しによって米国債への逃避需要が一服したことに加え、原油高によるインフレ懸念も米長期金利の上昇を促し、ドル高とともに金相場を圧迫しました。


■10月19日(月) 9:00

金価格 23,047 円(前日比 +66円)※1g

2026年10月16日(金)のNY金先物は続伸となりました。米国株式市場では、AI関連企業の巨額投資や資金調達への懸念から半導体株に売りが広がり、SOX指数は8営業日続落。AIインフラ関連企業の株価も大幅に下落し、ハイテク株を中心にリスク回避の動きが強まりました。外国為替市場ではドルが弱含み、ドル建て金価格を下支えしています。ウォーシュFRB議長が今後の利上げについて明確な方針を示さなかったこともあり、10月の追加利上げ観測は後退しました。一方、中東情勢の緊迫化を背景に原油価格が上昇し、米長期金利も小幅に上昇したことで、金相場は上げ幅を縮めました。この日は半導体株を中心とした米国株安が投資家心理を冷やしたものの、金相場ではドル安と10月の追加利上げ観測の後退が買いを支え、原油高と米長期金利の上昇が上値を抑える展開となりました。


【メディア情報】水野崇(CFP/1級FP技能士)が金・貴金属買取の「なんぼや」に金相場価格のマーケットコメントを提供


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◉◯ 公式ホームページ ◯◉
【水野総合FP事務所】https://mizunotakashi.com/

◉◯ 人生を豊かにするマネー講座 ◯◉
【東京マネーライフ教室】https://fpmoneylife.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

\プロのサービスをここから予約・申込みできます/

水野崇プロのサービスメニューを見る

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

水野崇
専門家

水野崇(ファイナンシャルプランナー)

水野総合FP事務所

株式投資の原理原則などを学んだ後、実際に投資をスタート。それに対して、水野さんが敗因・勝因を分析し、解説する。実践的で、再現性の高いレッスンにより、自分で資産形成ができるようにサポート。

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

学校で「金融リテラシー講義」を行う現役トレーダーCFP

水野崇プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼