金相場価格デイリーコメント週間まとめ(6/16〜6/20)
ファイナンシャルプランナーの水野崇(CFP認定者/1級FP技能士)が、金・貴金属買取を全国展開している「なんぼや」HPに、平日は毎日「金相場価格」の専門家コメントを提供しています。
今週の金相場価格の振り返りとして、1週間のデイリーコメントをまとめました。
金相場価格・今週(6/22〜6/26)のデイリーコメント
■6月26日(金) 9:00
金価格 22,749 円(前日比 +185円)※1g
2026年6月25日(木)のNY金先物は反発となりました。注目されていた米個人消費支出(PCE)価格指数が市場予想通りの内容となったことを受けて、前日まで続落していた金には買い戻しが入りました。PCE価格指数は高い伸びが続いているものの、結果が想定内にとどまったことで、発表後はドルと米長期金利が低下。ドル建て金価格は前日に節目の4,000ドル台をかろうじて維持する水準まで下落していたため、短期的な売られ過ぎ感も意識されやすい局面でした。もっとも、今回の反発はPCE通過後の買い戻しの色合いが強く、金相場の基調が大きく変わったとまでは言いにくい状況です。上値を追う材料はなお限られており、戻りの持続力を見極める展開となりそうです。
■6月25日(木) 9:00
金価格 22,564 円(前日比 -588円)※1g
2026年6月24日(水)のNY金先物は続落となりました。値下がりは4営業日連続で、2025年11月以来の水準まで下げています。終値は節目の4,000ドル台をかろうじて維持したものの、短期・中期の移動平均線を下回る推移が続いており、テクニカル面でも上値の重さが意識されます。25日(木)発表の米PCE価格指数を前に積極的な買いは入りにくく、4,000ドル台を終値で維持できるかが短期的な焦点となります。国内ではドル円が161円台後半と歴史的な円安水準に位置していますが、ドル建て金価格の下落が重しとなっており、円安による押し上げ効果は限られています。
■6月24日(水) 9:00
金価格 23,152 円(前日比 -506円)※1g
2026年6月23日(火)のNY金先物は続落となりました。ホルムズ海峡ではタンカーやLNG船の通航再開に向けた動きが広がっており、原油供給への過度な不安は後退。WTI原油先物は約4カ月ぶりの安値圏まで下落しました。エネルギー価格の上昇を通じたインフレ懸念が和らいだことで、インフレヘッジ目的での金買いは入りにくくなっています。外国為替市場ではドルが主要通貨に対して1年ぶりの高値圏まで上昇し、ドル建て金価格の割高感も意識されました。米株式市場では半導体関連株が大きく売られ、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は7%を超える大幅下落。株安によるリスク回避の動きは金の支援材料になりやすいものの、この日はドル高と原油安を受けた売り圧力が上回りました。海外金相場は調整色を強めていますが、国内では金そのものの値動き以上に、ドル円の振れ幅が日々の価格形成を左右しています。
■6月23日(火) 9:00
金価格 23,658 円(前日比 +93円)※1g
2026年6月22日(月)のNY金先物は続落となりました。前週の米連邦公開市場委員会(FOMC)後に米利上げ観測が強まり、米長期金利とドルが上昇したことで、利息を生まない金には売り圧力がかかりました。さらに、WTI原油先物が約3カ月半ぶりの安値水準まで下落し、エネルギー高を通じたインフレ懸念がいったん和らいだことも、インフレヘッジとしての金需要を弱めました。国内金価格を見るうえでは、為替の影響が一段と大きくなっています。外国為替市場では、ドル円が一時161円90銭台まで円安に振れ、1986年12月以来、約39年半ぶりの円安水準に迫りました。その後、片山財務相とベッセント米財務長官がオンラインで協議したと伝わると、円買い介入への警戒感から円が急速に買い戻される場面もありました。為替の動向に注目が集まっています。
[■6月22日(月) 9:00
金価格 23,565 円(前日比 -74円)※1g
2026年6月19日(金)のNY金先物は奴隷解放記念日の祝日で休場でした。足元の金相場はFOMC後のドル高と米金利上昇を受けて反落しており、短期的には上値の重さが残る展開です。前週までの戻り局面では買い戻しも見られましたが、高値圏では利益確定売りも出やすく、節目を下回る場面では下値を試す動きにも注意が必要です。外国為替市場ではドル円が161円台で推移しており、約40年ぶりの円安水準が意識されています。政府・日銀による円買い介入への警戒感は高まっていますが、国内金価格にとっては、円安基調が価格を下支えしやすい構図です。25日(木)発表の米PCE価格指数では、FOMC後のドル高・米金利上昇の流れを裏付ける内容になるかが注目されます。為替介入への警戒感とあわせ、この週の円建て金価格を動かす材料となりそうです。
【メディア情報】水野崇(CFP/1級FP技能士)が金・貴金属買取の「なんぼや」に金相場価格のマーケットコメントを提供
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