金相場価格デイリーコメント週間まとめ(12/23〜12/27)
ファイナンシャルプランナーの水野崇(CFP認定者/1級FP技能士)が、金・貴金属買取を全国展開している「なんぼや」HPに、平日は毎日「金相場価格」の専門家コメントを提供しています。
今週の金相場価格の振り返りとして、1週間のデイリーコメントをまとめました。
金相場価格・今週(8/18〜8/22)のデイリーコメント
■8月22日(金) 9:00
金価格 17,404 円(前日比 +65 円)※1g
2025年8月21日(木)のNY金先物は反落となりました。米製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値が発表され、2024年12月以来の高水準となったことを受けて、金相場は売りが優勢でした。米クリーブランド地区連銀のハマック総裁は、「経済統計で示される結果から9月利下げは根拠なし。物価は過去1年で上昇しており、関税の影響はまだ続く」と発言。米カンザスシティー地区連銀のシュミッド総裁は、「インフレ率がFRBが目標とする2%を依然として上回り、労働市場の堅調さを考慮すると、利下げを急ぐ必要はない」と述べています。22日(金)のジャクソンホール会議では、パウエルFRB議長が講演の中で、利下げを再開する可能性に言及するか注目されます。
■8月21日(木) 9:00
金価格 17,339 円(前日比 +118 円)※1g
2025年8月20日(水)のNY金先物は反発となりました。イベント待ちで動意に乏しい状況が続く中、外国為替市場でドル安に振れたことで、金は買いに転じました。ドル円は一時146円台をつける場面があったものの、東京市場では147円台前半の水準。マーケットでは、今週末のジャクソンホール会議とパウエルFRB議長講演が注目されており、方向性が出るのはイベント通過後からになりそうです。
■8月20日(水) 9:00
金価格 17,221 円(前日比 -132 円)※1g
2025年8月19日(火)のNY金先物は続落となりました。今週末のジャクソンホール会議とパウエルFRB議長講演を控え、重要イベント前の手じまい売りに押され下げ幅を広げる展開。このところは地政学的リスクをが意識される場面もないことから、新たな買い材料が限られ、ドル建て金価格の値下がりは4営業日連続となりました。外国為替市場でも、ドル円は小動きで推移しており、国内金価格にとって方向感が出ない状況が続きます。
■8月19日(火) 9:00
金価格 17,353 円(前日比 +50 円)※1g
2025年8月18日(月)のNY金先物は続落となりました。リスクマネーは株式市場に流れ、金を積極的に買う動きには至らず3営業日連続の値下がり。今週は20日(水)に米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の発表や21日(木)〜23日(土)のジャクソンホール会議の開催を控え、22日(金)のパウエルFRB議長講演が最大の注目イベント。パウエル氏は利下げを求めるトランプ米大統領から強い圧力にさらされており、早期利下げを容認することがあれば株価の上昇にさらに弾みがつく可能性があります。金相場は新規売買材料に乏しく、レンジ相場が継続する見通しです。
■8月18日(月) 9:00
金価格 17,303 円(前日比 -216 円)※1g
2025年8月15日(金)のNY金先物は続落となりました。発表された米小売売上高の増加を受けて、金相場は売り優勢で推移。その後、米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ見通しが下値を支え、小幅ながら前日比プラス圏で終了しています。NY株式市場ではサマーラリーが続き、ダウ平均株価は取引時間中に去年12月につけた最高値を8ヶ月ぶりに更新しました。東京株式市場でも、日経平均株価、TOPIXが揃って史上最高値を更新し、日米の株式市場は青天井相場の様相です。外国為替市場では、FRBの利下げ観測でドルが売られやすい相場地合いが継続。国内金価格はドル円要因で上値が重くなっています。
【メディア情報】水野崇(CFP/1級FP技能士)が金・貴金属買取の「なんぼや」に金相場価格のマーケットコメントを提供
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