投資運用成績を人と比べてはいけない3つの理由
こんにちは。「投資スクール」×「FP個別相談」を行っています、水野崇(トレーダー、ファイナンシャルプランナー)です。
株式投資は銘柄選択が難しいというご質問をいただきます。
どの銘柄を買えばいいのか分からない。
FX(外国為替証拠金取引)の方が選択肢少なくて簡単。
このようなお気持ちは、すごくよく分かります。
そもそも株式投資において、「銘柄選択の優劣だけ」で投資成績が左右されるものなのでしょうか。
私もかつては投資銘柄の選び方が分からず、とても高額な顧問料を支払って、投資銘柄を指南する投資顧問業者と契約したことがあります。
最初は「無料でお持ちの銘柄診断します~」
いつの時代もここからはじまりますね。
結果は大損し、大切なお金を失いました。
あまりにも無知だった自分が招いた結果でもありますので、今となっては、いつ契約したのかもはっきり覚えていません。
投資は自己責任。
勝てば官軍。
儲けてナンボ。
損をするのは自分が悪い。
・・・今振り返ると、どうして契約したのかな?
夕刊紙によくある銘柄診断。
「銘柄○○を350円で1000株所有。今後の処置と対処法を」
このような他人に依存した投資法を続ける限り、安定的な資産運用などできませんよ。
今なら理解できます。
あなたはいかがですか?
株式投資だけでなく全ての投資に共通する大切なこと
さて、銘柄選びよりも実は大切なことがあります。
それは、「時期選び」です。
株式投資=銘柄選びと思われている投資家は多いですが、実はそれ以上に「時期を選ぶこと」の方が重要なのです。
「投資時期を見極める」ことは決して簡単ではありませんし、投資知識の習得だけでは実現不可能です。経験を積み重ねる以外に方法がありません。
株式投資だけではなく全ての投資に該当することでもありますよね。時期を読むことが難しいのであれば、時期読み不要の投資に特化する方が効率的でしょう。
我が国は、先進国では例の無い人口減少社会に突入し、高度成長期の成功体験が通用しなくなりました。右を向いても左を向いても、斜陽産業だらけの現実があります。
現在辛うじて成り立っているけれども、拡大余地の無い既存の限られたパイの奪い合い。このような業種、業界は実際数多く存在します。
楽観できない事実も世界中では数多く存在していますが、悲観ばかりしていても何もはじまりません。一歩ずつでも、少しずつでも、前に進んでいきましょう。
経験を積んで投資時期を見極められるようになったら、後はあなた自身を信じ続けるのみです。
投資の利益とは、実は投資時期を選ぶ能力に比例します。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◉◯ 公式ホームページ ◯◉
【水野総合FP事務所】https://mizunotakashi.com/
◉◯ 人生を豊かにするマネー講座 ◯◉
【東京マネーライフ教室】https://fpmoneylife.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━