【パワポに頼り過ぎていませんか!】
組織コミュニケーション支援コンサルタントの斉川貴子です。
昨今、「部下に注意したいが、パワハラだと思われないだろうか」と悩む管理職の方は非常に多いのですね。
人の感じ方は十人十色ですから「パワハラだと思わせない完ぺきな注意の仕方」は無いでしょう。
そこで!!
相手がネガティブな感情を抱く可能性が低い、
つまり・・・
「パワハラだと思わせる可能性をできるだけ小さくする注意の仕方」で言ってみてはいかがでしょうか。
それが「Iメッセージ」です。
「私」を主語にする話し方です。
「私は~と思う、だからあなたに〇〇してほしい」のような話し方は、「私」を軸にした意思表示となります。
このため、強制感を減らしつつも相手に要望を伝えることが可能です。
例えば、会議に遅刻してきた部下に対して
「〇〇さんが会議に遅刻したためプレゼンの準備が遅くなりました。周りの迷惑も考えてくださいね。」
相手が主語になっているため、これはYouメッセージになっています。
これでは言われた相手も
「私だって遅刻したくてしたわけではありませんし・・・。私じゃなくてもプレゼンの準備ができる人もいたと思います。」と言いたくなってしまい、『キツく言われた=パワハラ』になるかもしれませんね。
Iメッセージで伝えるなら、あなたは先ほどの例題をどのようにIメッセージにしますか。
回答例として
「〇〇さん、会議のプレゼンの準備が遅れたことで、私たちのスケジュールに影響が出てしまいました。
私は、事前に準備が整えば、より良い結果を出せると考えています。次回は早めの準備をお願いしたいです。」
ではいかがでしょうか。
Iメッセージの構成の基本は
①相手の行為
②自分への影響
③自分の感情
の順番で話します。
先ほどの例を分解すると
①具体的な事実:「〇〇さん、会議に遅れてきた」「プレゼンの準備が遅れた」
②自分への影響:「私たちのスケジュールに影響が出た」
③自分の感情:「私は少し混乱した」「今後は時間通りに参加してほしい」
「早めに準備ができていたらもっとプレゼンもうまくできたのではないか」
Iメッセージで伝えると、相手は言い訳や切り返しが難しくなります。
なぜならIメッセージの主語は「わたし」であり、
「わたし」の気持ちや考えに相手が反論するのは 難しいからです。
管理職や経営者がIメッセージを取り入れることで、組織内のコミュニケーションはより透明で信頼性の高いものになります。
難しい話題でも、相手を責めることなく、自分の思いを伝えるスキルは、リーダーとしての信頼を高める重要な武器です!!
是非、Iメッセージを使い、部下に上手く言葉を届けましょう。


