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斉川貴子プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

【すぐできる!いつものオンライン会議が変わる会話上達術】

斉川貴子

斉川貴子

テーマ:伝え方

2回目の緊急事態宣言が発令されて更にリモートワークの推進が叫ばれてますね。
既にリモートワークに取り組んでいる企業も多くあります。

このコラムの中でも何度か書いてきましたが
リモートワークになりオンライン会議等が増えてくるにつれ
<プレゼン力>や<会話力>の有無が露骨にみえてきます。

今回は、いつものオンライン会議であなたの会話術を上達させるポイントをお伝えしましょう。

まず、準備段階として表情・声です。

画面越しに相手を見て話を聞いているので、
会話をしていながらも相手に見られている意識や近くにいる感覚は薄く
普段テレビを見ている時と同じような表情になっている方が殆どです。

普段テレビを見ている時と同じような表情とは…固まっている・無表情。
または、自分がどのように映るかを気にしすぎて前髪辺りを触ってばかりいたり、
映る角度を気にしていたり。
※どのように自分が映っているか気にしているのは会議より
不特定多数の人が集まるオンラインセミナー等が多いですね。

固まった表情や自分の映りしか気にしていないのではコミュニケーションが上手く取れず
話を進めるにも上手く進みません。

テレビを傍観している表情ではなく
笑顔や内容によっては険しい表情など、その話に合った表情をしましょう。

表情が変われば声も変わります。
明るい表情には明るい声、暗い表情には暗い声、表情と声は連動しております。
そして、言葉はハッキリと。

もう一度いいますが、まだここまでは準備の段階です!
表情・声を意識して画面に向かいましょう。

では、実際にオンラインでのやり取りでのポイントは2つです。
超簡単です!

聞き手は<うなずき>ましょう。
黙って無表情で固まっているのではなく、相手の話に対して・言葉に対して、
頷きながら聞きましょう。
頷くだけでその場が一つの輪が出来たようにチームワークが良くなります。

無表情・無反応の中で話すことほど難しいものはありません。
リモートではリアルで感じる呼吸・息づかいを感じてテンポを合わせることが出来ないので
頷くことでテンポを合わせていきましょう。
頷くアクションがあるだけで話し手も随分と話しやすくなります。

話す時には、「今、何を話してたっけ?」と話が迷子にならないように
先に話す内容を予告しましょう。
「今日は○○と△△△の違いについて話します」
「この状況下で売り上げを上げる秘策について、今日は私の考えをお伝えします」
「この時間は売上が特に弱い○○の△△について一緒に考えましょう」

これは予告話法と言い、まずは話の全体を予告してからです。
予告話法は、話したいことの要点を先に伝えてから本題に入る方法です。

予告話法は意外と皆さん普段使っていることで
仕事を手伝って欲しい時「ちょっと厄介な案件なんだけど」
愚痴りたい時「ちょっと愚痴ってもいい?」
と前フリすることありますよね。
それと同じことで、そう考えると難しい事ではありませんよね。

話す事をまずは予告してから本題に入る事で話があちこちに飛ぶのを防ぎますし
相手も話を聞く準備が出来ますのでスムーズに進みます。

リアル(直接対面)よりもリモートでのコミュニケーションが難しいと言われるのは
聞き手の<表情><うなずき>や<話を分かりやすく伝える事>が欠けていることでおこる
ミスコミュニケーションによるものでもあります。

こうして並べてみると些細な事ばかりですが
やっているようでやっていない、出来ているようで出来ていない盲点の部分です。

これを改善するだけで劇的にあなたのオンラインでの会話術はUPします。
今すぐにでも使えるものばかりです。
是非意識して次のオンライン会議でやってみて下さい!
周りから「いつもと違うね」と言われるかもしれません。

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斉川貴子
専門家

斉川貴子(司会)

リ・コネクション

25年以上目の前に人の熱や反応を感じる現場で話し方を磨いた。ビジネスパーソンに必要なトークの武器となる話し方を丁寧に指導。メンタルトレーナーの資格を活かしたリーダーシップ研修などの実績も豊富。

斉川貴子プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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