IE(インターネットエクスプローラ)終了の話
このような記事を見かけました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0974f871f11fa17d9011fe7f275bbe2560139371
この記事自体はパスワード桁数をばらしたら攻撃しやすくなるから言うなという話です。
それはその通りで、あえてヒントを与えているような迂闊な発言であったと思います。
ただ、そもそもの経緯を見ているとデータ移管時にUSBメモリで持ち出し、
その後お酒を飲み、カバンをなくしたことに気づいたということです。
当然市側のチェックが甘かったということになりますが、委託された企業も非常に問題がある
とも言えます。
私がSI企業で働いているときからPCなどのデータを持ち歩くときには細心の注意を払い、
寄り道しないように言われておりました。
特に顧客情報などの機密情報を持ち歩くときは尚更で、会社に戻ってこいとも言われていました。
そのくらい気を使うものという認識があります。
委託先の企業名も乗っていたところがありましたので、ホームページを確認しましたが、
何がメイン事業なのかはよくわかりませんが、情報システムを扱う事業もされているようでした。
実際その企業なのか、そのさらに下請けなのかはわかりませんが、情報を扱う企業・社員としては
未熟であると思えます。
ただ、企業側が気を付けていても、最終的にはその一人の行動に委ねられてしまうという部分があります。
ネットで専用線でも引けばいいのでしょうが、コストがかかりますし、一概に解決できる手段というのが
少ないのも事実かと思います。
この話を対岸の火事と思わず、企業側も個人でも肝に銘じて対応していけば0にはならなくとも
多くは減らせると思います。
場合によっては損害賠償なども考えられ、大きな打撃を個人が受ける可能性があります。
そうならないよう気を付けて情報を扱いましょう。
※なお、紛失されたUSBメモリは発見されたようですが、見つかるまで何があったのかはわかりませんので、
見つかったからよかったという話ではないので、気を付けてください。