システムエンジニアの転職について

今回は今までと少し毛色が違うお話をさせてもらおうと思います。
以前のコラムで一部触れたこともありますが、そもそものお話を記載しようと思います。

自分自身も転職を2回して、起業しました。

自社を抜くと3社見てきましたが、会社員では自分が目指す・やりたいことができないと判断したため、
起業したということになります。

正直給与という部分に関しては今より貰っていたところはありました。
居心地がよい企業もありました。
でも辞めて起業して5年近くたちます。なぜでしょうか。

そこは「主軸が自分が思ったことを一緒にやりたいと思える人達と一生懸命仕事したい。」だったからです。

弊社も人員募集しておりますので、面談に来てくれる方は未経験・経験者関係なくお会いしています。
その際に聞くのは何を主軸にするのかということです。
弊社にくるということは少なからず私の影響を受けます。その主軸に置くものが弊社で満たせるのかということを
お伝えしています。
人によって主軸に置くものが違います。給料や待遇、居心地(社風)、権限、福利厚生など色々あると思います。
その時に是非意識してほしいことは「自分が思い描く全てがうまくいく企業などない」ということです。
だからこそ優先順位が必要です。転職を多く繰り返す人はそこがブレており、色々気に入らないことが
増えてきて辞めて、転職するけどまた同じということです。
企業に所属するというのはそういうことです。それを踏まえて活動しないと無駄になります。
特にある程度の年齢層になれば強く思います。
今、転職を考えている方は是非そのあたりを見直してください。

なお、補足ですが、自分の好きなように好きなことをしたいのであれば起業しかないです。
会社員時代には意識しなかった別の問題は多数発生しますが、それを乗り越えれば自由にできます。
誰でも起業しろとは思いませんが、一つの選択肢として考えてもらえればと思います。